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第30話
わんわん「すいません遅くなりました、って皆さま何見てるんですか?」
会長・副会長・庶務「 あ 」
会計「ちょうど良かった! 机上の空論よりここはやっぱ実践あるのみ。てことでぇ、わんわんお願い、絞り出しの練習させて〜」
わんわん「は? え、ちょっ何脱がそうとしてんですか!?」
隊長「会計さま!」
会計「えー、だって脱がさないとよく分かんないし。んじゃ服の上から絞ってみるねぇ」
わんわん「ひぅッ……待っ、どこ触って、ちちちょっ!?」
書記「チャラ、殺す」
――ブンッ(風切り音)
会計「うわっ、タイムタイム! 待ってよ、なら先にこれ読んで。わんわんの身体と健康の為だからぁ。ワンコ書記だって、わんわんが病気になったら嫌でしょー?」
書記「……………………」
ぐいっ ぎゅむっ くにくに スリスリ
わんわん「きゃんっ、て今度は書記さまが変にぃ。うひぃッ、や、止め……ちょっ……そこ撫でたり揉んだりしちゃダメぇえ!」
隊長「し、書記さま? あの、わんわん……君?」
会計「あーっズルイ、俺もわんわん触りたいのに。いっつもワンコ書記ばっか独占しちゃってさ。つか、わんわん目茶苦茶気持ち良さそうだねぇ。アンアン鳴き声可愛いしー」
わんわん「やっ、あ、アン、止め……書記さ、まっ……ひゃあうッ」
庶務「わんわん君、何だか凄くエロいですね。さすがは先輩、まさにゴッドハンド。わんわん君の撫で方や触り方も完璧です!」
副会長「しかし本とは多少違うような気がするのですが。やり方が間違っているのでしょうか? まあ、わんわん君が気持ち良いのでしたら構いませんが」
会長「ごくっ……、い、いやエロけりゃ良いってもんじゃねーぞ。大体いくら服の上からとはいえ、いきなり人前でそいつの尻揉んでんじゃねーよ。スキンシップだとしても、時と場所を考えろ馬鹿犬が!」
会計「う〜、いいなぁワンコ書記」
書記「わんわん、気持ち良いの? お尻……ふりふりして、可愛い。揉み揉みもっと、一杯するね?」
わんわん「やっ、あ……構う、からぁ……ふりふりしてな……も、それ変、なるっ……嫌、ふゃあぁあっ」
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