「ハァッハァッハァッ…ふふふ…大丈夫だよ。初めてだったから全部は飲めなかったけど、君の精液、僕、好きかも…」 「！！！」 唇から自分の放ったモノを溢しながら赤い舌でペロリと舐めとるその姿は、到底初めてとは思えない妖艶さがあった。 この人、本当にセックス初めてかーーーっ？！ 蒼真の疑問は直ぐに頭から抜けていく。 それどころでは無かった。 何故ならセックスの本番はここからなのだから。 でも一体どうしたらいいものか？ 初心者な蒼真が内心ダラダラ汗をかきつつ考えていれば、真生が体を斜めにして尻をこちらに向けてきた。 「おちんちん舐めるのヤバイ…。ねぇ、女の子みたいに僕、ココに入れて欲しくなっちゃった」 「！！！」 片足を少し上げて、尻の奥の蕾を見せつけてきた事で、蒼真の股間は再びギュンッと力を増した。 ヒクヒクとしている蕾は自分を誘っている様にしか見えない。 「お、お兄さん…っ！！」 「あっ！」 思わず飛び付けば、真生は四つん這いになり尻を高く上げた。 今すぐにでも入れて！と言わんばかりの様子に、蒼真の童貞も臨戦態勢、準備バッチリ！ とはいえ、このまま突っ込む事が無理なのは蒼真にも分かる。 ヒクつく蕾に吸い寄せられる様にして、蒼真は顔を埋めた。 「ひゃんっ？！ちょっ、あっ、あっ、いいンッ」 正直、普段冷静に考えれば舐めたくはないが、何故か無性に舐めたくなったのだ。 これがエロの力なのだろうか…？