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ツワブキさんとの蜜月①(※)
寝室にはスヤスヤと寝ている茉莉 ちゃんがいる。
「あんまり声出すと、茉莉ちゃんが起きちゃうから、ね?」
「うん……。」
リビングのフローリングの上には、茉莉ちゃんの遊びスペース用にパズルマットを敷いていた。その上に、拓海 をそっと押し倒す。
「と、智裕 、くん……やっぱり電気、消して?」
「やだ、拓海さんの身体、よく見せてよ。」
「そんな……あっ!」
少しばかり恥じらいで抵抗する拓海の耳を食 むと、拓海は身をよじる。
そして舌先で細い輪郭をなぞる。自分と違ってヒゲが生えてないようなスベスベの肌。
その舌先は唇を割り、遠慮なく拓海の口内へ侵入する。
「ふぅ……んん……っ。」
口内を蹂躙される拓海の吐息は段々と色が出てくる。端からは溢れ出した唾液がツーっと伝う。智裕が離れると、透明の糸が2人を繋いでいた。
「ベロ、出して?」
「はぁ……あ……。」
拓海は言われたようにおずおずとチロリと出すと、その舌を智裕が吸い付いてくる。それからまた激しいキス。拓海は自然と両腕を智裕の首に回して密着させていた。
キスを楽しみながら智裕は右手で拓海の身体を触り始めた。シャツの裾から侵入すると、肉の少ない脇腹を撫で、徐々に上へ向かい、たどり着いたのは、興奮してツンと主張する乳首。
親指で優しく撫でると、拓海の体はビクッと反応する。
「ふぁ…んんん……あ…。」
「乳首、気持ちいい?」
唇を解放すると、シャツを捲り上げて拓海の上半身を露わにする。白くてなめらかな肌、予想通り細い胴体、そして潤んだ目に紅潮した頬で指を唇で食む拓海の仕草に、智裕は鳥肌を立たせた。
チュウ、とわざと音を立てて拓海の左乳首を吸い上げる。もう片方も同時にクリクリと摘む。その両方攻めに拓海は反応する。
「やぁ……あ、あぁ…ん。」
声が上がる拓海。智裕は悪戯な笑いを浮かべながら、人差し指を拓海の唇に当てる。
「ほら、声、抑えないと……茉莉ちゃん、起きるよ?」
「はぁ……あぁ……や、やだ……。」
「じゃあ、俺の指おしゃぶりする?」
拓海に当てがった人差し指は、チロチロと拓海の可愛い舌に舐められる。はむはむ、と口に含まれる。智裕は両方の乳首を再び攻めた。
「んん……ん、んぅ…。」
こもった声すら智裕にとっては最高の興奮材料だった。赤く腫れ上がりそうなまでにプックリとなった乳首を解放する。
「ぷはぁ……はぁ……とも、ひろ……くん…。」
「ねぇ、拓海さん……俺の、こんななっちゃった…。」
「うん……いいよ……キて?」
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