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第2話

「先輩、好きです」 ボクは1つ上のアナタに告白した 「ごめんね、オレには好きという感情が分からないんだ」 アナタは困ったように微笑んだ 「なら、ボクが好きっていう感情を教えます」 「本当に?ありがとう」 そう言って笑うアナタは、まるで春の陽だまりの様でした それは、空から雪がしっとり降り続ける冬のある朝のこと

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