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第11話『記憶』

あれは僕が高校2年生の頃の話だったと思う 梅雨、珍しく涼しかった日の放課後 僕が机でのんびりしてたとこに来た 華奢で、小さくて、優しそうな女の子。 これまたピンクの可愛らしい口から ゆっくり。 「ねぇ、とおるくん。 私たちーーーーー」

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