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第7話
後日、スカイは噴水や花壇がある庭園にいた。
…怖い…。
日に日に大きくなる自分の腹部。つわりは無いが、その代わりにいい知れぬ不安感があるスカイは刹那、その口を開いた。
「なんでこんな事になっちゃったんだろ…」
辺境にある荒地でジェネラルに出会いみそめられるまで羊飼いの仕事をしながら細々と生ていたスカイは十数年前、羊飼いの両親の元に生まれた。
動物が大好きで明るい太陽のような子供だったスカイは今は別人のように沈んでいる。
「ジェネラル様は僕のどこに惹かれたんだろう…ってかここから飛び降りたら子供産まなくても済むようになるな…」
スカイがネガティブな事を呟いた刹那、ジェネラルが現れた。
「スカイここにいたのか」
ジェネラルはそう言うとその顔を綻ばせた。
その時、スカイは自分の胸が締め付けられるような感覚を覚えた。
?なんだ、この感覚…。
恋をした事のなかったスカイは恋をした人が全員、経験するであろう感覚を知らなかった。
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