76 / 131

第76話 ※我慢できない

しつこく捏ねられ指先でくびり出される乳首は痛くてむず痒い感覚で、歯を食いしばっても鼻から声が抜けていく。 「…んぅ、ぅ」 きっと今乳首は恥ずかしい程に硬く尖っている。 おじさんに何度か舐めたり吸い付かれた経験が、体に残っていたみたいだ。 勝手に快感を思い出して、ウズウズしてきた。 おじさんは、乳首が好きなんだ。 前に舐められた時はどうだったろう。 触るだけじゃなくて舐められたい…そんな風に思ってしまう。 おじさんの赤くて肉厚の舌で乳輪ごと一気にベロンと舐めて、横から乳首を刺激されたい。 それから、舌先だけを使って上下になぶって…軽く噛まれたい。 そうしたらきっと僕は声を我慢出来なくて…それを見ておじさんがニヤリと笑うんだ。 『おっぱい飲むね』 おじさんがそう言って乳首に吸い付いて、僕は喜ぶんだ。 おじさんは赤ちゃんみたいに夢中になって乳首に吸い付く。 ううん、違う。 むしゃぶりついてくるんだ。 そして僕はエッチな声で快感を追ってしまうに違いない。 それから右側だけじゃなくて、反対もして貰いたくなる。 !!? 僕は何を考えてた? 何でそんなエッチな事を想像しちゃったんだろう。 マズイと思ったときにはもう遅くて、僕の下半身…おちんちんが反応してしまっていた。 「~ッ!」 何とか誤魔化さないと! そう思いながらも、おじさんの乳首攻めは止まらない。 慌ててもう一度手を払いのけようとしたけど、何度やっても無駄。 しつこい。 おじさんの手は、繰り返し乳首へと戻ってくる。 グリッ 「んぁっ…!」 一際強く捻り上げられて、気持ち良いのと痛いのが同時に襲いかかってきて我慢出来ずに大きな声が出てしまった。 ひ、ひぃぃぃーッ!ヤバイよ!! 周囲に絶対に聞こえた! 僕はせめてもと思い、俯いて今更ながら顔を隠した。 「んぅぅ~っ」 顔を隠したつもりでも声は隠しきれないし、おじさんはそんな僕に分かっているのに止めようとしてくれない。 そして俯いたら俯いたで、自分の勃起したおちんちんが視界に入って居たたまれない。 ピクピク… おちんちんが益々熱くなってきた。 「結斗のおっぱい舐めたい…」 追い討ちをかける様に、耳元でおじさんがとてもエッチな声でそう言った。

ともだちにシェアしよう!