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掴んだシーツに 指が絡む ベッドが軋む度に 竜一が深く入り込み 僕は思わず声を上げた 「あぁっ!! …竜一」 痛さで目をギュッとつぶる シーツから 竜一の背中へ手を回す 力強く太い竜一の腕が 僕の体を掴んで離さない 「…くっ」 感じているのか 竜一も掠れた声を洩らす …りゅ…いち… 世界がどうあろうと この先どんな事があろうと この瞬間は 誰にも邪魔されない…… 二人だけのもの………

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