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18. 朝

「んんん…っ、」 カーテンの隙間から、部屋に差し込む一筋の光で俺は目が覚めた。 「はぁ、頭いた…飲みすぎた、な・・・ええ?!」 「うるさいなぁ、もう少し寝てなさい。」 グイッと伸びをして、パタリとおとした掌に何か当たったような気がして見てみると、昨日いいなと思っていた御堂院さんが眠っていて、頭が混乱する。 昨日は、えっとえっと、蒼ちゃんの所に言って愚痴を零してたところにこの人が来て… ルシアンっていうお酒を飲んだところまでは… 「何一人で唸ってるの?」 「わっ」 御堂院さんの顔が間近にあって、わわわっと頭が混乱する。 こんな綺麗な顔を近くで見れるなんて本当に嬉しい。 「昨日はイチ凄かったんだけどな。俺にもっともっと。って言って縋り付いてきて。覚えてる?ココ、気持ちよくしてあげたの」 最後は耳元でそっと囁かれて、耳と顔が段々と熱くなっていく。 そっと辿ってきた手が俺の尻を撫でてきて、チリッとした痛みが走った。 それに気づいてか気づいていないのか、掌で尻の膨らみを何度か揉まれた後に割れ目へと指が動いて、昨夜使ったと言われる後ろへと指が辿り着くと指の腹でトントンと撫でたり、少し入れてみたりと遊びだした。 「やめ、て下さい。御堂院さん。」 「つれないなぁ。結局、昨日は君だけイって俺はお預けだったというのに。君にも少しは分かって欲しいよ。目の前に絶好の獲物があるのに、飼い殺しにされるこの気持ちを。あのまま突っ込めばさぞ中はトロトロで気持ちよかったろうに。」 「朝っぱらから恥ずかしいこと言わないでください!」 俺はベッドの周りやソファーに転がっていた自分の服や荷物を取ると、足早に帰った。

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