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第2話(プロローグ)

季節は春 世間は入学シーズンで賑わっていた 真新しい制服に身を包む生徒達が闊歩し祝いの言葉や騒ぎ声が辺りを包む それぞれが入学式へと向かう生徒たちだ 俺もそんな中の1人 入学式を行う体育館へと案内にそって歩いていく クラスと自分の番号を確認して自分の座る椅子を探し、式が始まるまで座って待つ 俺が座った所は別クラスの椅子と隣り合う位置だった 俺が座った後少したってから俺の隣の別クラスの椅子に人が座った なんとなく気になってチラッと見ると相手と目があった 少し間があってから 『よろしく』 と言われ、こっちも 「よろしく」 と声をかけたところで、司会者が式の始まりを告げた そして俺たちは壇上を向いた

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