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★年越しSP★ ゆく年くる年カウントダウン!!⑥
そうだ……
去年も俺はくじを引いた。
この箱の中から。
引いた色は、青。ハルオミさんだった。
(確かその前の年も青だったな)
その前の年も……
ハルオミさんの青しか入ってないのだろうか?箱の中には★
「3年連続、青……なんて絶対おかしいですよ」
「おいおい、私は日本国内閣副総理大臣だよ。不正を行う筈ないじゃないか。確率統計論だよ」
「とにかく!不正防止のために、今年から色紙ではなくゴムを入れる事にしました!」
「不正防止が、どうしてゴムになるんだー!」
「Lサイズだよ」
サイズ聞いとらん!ユキト
「統帥、早く早く。除夜の鐘、鳴っちゃいますよ」
「~~~」
三人の絶倫夫の煩悩は、除夜の鐘如きでは祓えない……
「ナツキ、一つだけ選ぶんだよ。これは挿入順を決めるくじだ。順番に三人で君を輪姦 してあげるからね」
「~~~」
夫たる立場で「輪姦 す」言うな。
「さぁ、統帥。引いてください」
ガサガサガサと中身を混ぜながらアキヒトが目の前に、くじの入った箱を突きつける。
くじがゴム……なんて。
うっ、うぅ~
「ナツキ!黒を狙うんだよ!」
「狙えるかっ」
中身、見えないんだぞ。
……見えたら衛生上よろしくない。ゴムだから。
「あれ?」
箱の中
「いっぱい袋ある…んだけど?」
「無制限だからね」
どゆこと、ハルオミさん?
「初日の出まで何回でも……君が満足するまでイかしてあげるよ」
そそそ~
ゾゾゾ~
そっそっ
(それは、つまり)
俺が満足するまでじゃない!
夫達が満足するまで、俺は何回も輪姦されるんだァァー!
選択肢はないのかッ
姫はじめをしない。……という
(選択の余地はァッ)
「その場合、そばプレイだね」
「……は?」
「年越しそばプレイだよ」
なんつった?ハルオミさん?
「知らないかい?にしんは『二親』にかけて、子だくさん・子孫繁栄を表しているんだ。数の子は、にしんの卵だよ」
「はぁ……」
「それで、そばプレイというのは……」
「根元をそばで縛る……とか?」
「フフフ♪」
恥ずかしい。ハルオミさんに笑われてしまった。
俺、なんて卑猥な想像を……
でも。そばで縛ったってすぐ切れるよな。
……ハッ
ダメだ、ダメ!
食べ物を粗末に扱っては。
「にしんは子孫繁栄の象徴だ。にしんそばにかけて子作りをする、そばプレイというのは……」
「だァァーッ」
聞かない。聞きたくない!
ハルオミさんの事だ。良からぬプレイに決まってる。
「引けばいいんだろ、引けば!」
俺がくじを。
「残念。君の想像を遥かに超える自信があったのに」
やっぱり、良からぬ事だった。
(そばプレイ……)
そして、俺の手には良からぬ物が~
「統帥。袋破ってください」
破らないと何色か分からないんだな。
でも破ると~
「心配いらないよ、ナツキ」
「私達は準備万端だよ」
でんっ★
ずんっ★
どんっ★
「ギャアァァァーッ」
夫達の股間が~~
「今すぐ装着できる固さだよ♥」
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