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第1話

「…お前、俺の妹が金魚すくいしてた時、妹のパンツ見ただろ?」 夏祭り会場の近くにある森の中。そこで黒石巧斗はその顔を強ばらせた。 「エ…」その時、男に少し前までしていた事を言い当てられた巧斗は黒髪の美青年。数ヶ月前、友人に金魚すくいの露天主は金魚すくいに熱中し足を開くスカート姿の女性客のパンツが見れる…と言う話を聞き金魚すくいの露天をする準備をし始めた巧斗はボンボン。中肉中背で独身の自由人でもある巧斗は男の目力がある美貌を見ながらその口を開いた。 「ごっごっごめんなさいっっ」 「謝って済むんなら警察はいらねーんだよ」男はそう言うと巧斗の腕を掴んだ。 「けっ警察だけはっ警察だけは勘弁して下さいっ」親が警視庁官で経済力のない巧斗は警察沙汰になったら親子の縁切られたりするっと思いながら「何でもしますから」と言う言葉を続けた。 「何でも、何でもねぇ…」その時その顔に黒い表情を浮かべた男は十数分後、ホテルの中にいた。 ベッドやローション、ディルドがある客室。そこで巧斗より頭一つ分背が高く細マッチョの男は巧斗の裸体を一瞥した。 「男は初めてか?」その時、両手の自由と言葉を話す自由を着物の帯などで奪われていた巧斗は涙目で男が社会の窓から取り出したモノを見その目を見開いた。 デカいっっ。 巧斗のそれよりも長大なそれは巧斗の体を震えさせ始めた。 「ハハッいきなり突っ込んだりしないから大丈夫だよ。俺は血より美青年のアヘ顔みたい人だし」男はそう言うと巧斗が怪我をする事なく男の体を受け入れられるようにし始めた。 十数分後、巧斗は目隠しをされ男に体を繋がれていた。 「どうだ?視覚情報が無い分俺を感じるだろ?」男は何故罪滅ぼしが男に抱かれる事なのか?と言う巧斗が抱いていた疑問をその体で払拭し始めた。 「んっんっんぅっっ」巧斗はその身に汗を滲ませ始めた。男はその顔にうっとりした表情を浮かべながら腰を振り続けている。 「可愛い…可愛い…」男は巧斗の下半身にある小さな急所や顔を見ながら巧斗の中に体液を放った。 「ン゛ンッッ」その時、その身をひくつかせた巧斗は涙目で男を一睨みした。 「余裕あるんだ」男はそう言うと巧斗の胸に手を伸ばした。 「んぅっっ」男に両胸にある急所を指で弾かれた巧斗は首を横に振り始めた。 男はその顔を綻ばせると自分の腰を振り回し始めた。 「…ああ前より中が吸い付いてくる」言葉で心を体で巧斗の体を犯しながら男は巧斗を徐々に変え始めた。 数十分後、巧斗は自分の意思で腰を振っていた。 「もっと…」時折そう言い行為の再開をねだる巧斗は刹那、嗚呼っと言いその身をしならせた。 その時、巧斗の中に愛欲の産物を放った男は巧斗の顔に浮かべた虚ろな表情を見その顔を綻ばせた。 「可愛い」男はそう言うと巧斗から体を離した。 その時、巧斗の中にあった男の体液が巧斗の体を汚し始めた。 「ああっ俺のが」男がそう言いながら苦笑いをした。 それから男はスマホで尻から白濁した液体を垂れ流しながら前後不覚になっている巧斗の映像を撮影した。 その時、前後不覚だった巧斗はほどなくして我に返った。 「オレ、何で…」 巧斗がそう呟いた時、巧斗から少し離れた場所にいた男はその顔を綻ばせた。 「覚えてない?」 巧斗は記憶を辿り始めた。刹那、赤面した巧斗は「妹のパンツ見られたくらいでよくもっ」と言い男に殴りかかった。 「おっと、危ない危ない」巧斗の拳を避けた男は巧斗を動けなくするとその口を開いた。 「君に是非みてもらいたい物があるんだ」男はそう言うと巧斗のあられもない姿が映っているスマホを見せた。 「…なっ」巧斗はその目を見開き言葉を失った。 「可愛いでしょこれネットでばらまかれたくなかったら…」 それから巧斗に映像をたてに男の男になる事を迫られた巧斗は苦渋の決断をし男の男になった。 後日、巧斗は男が巧斗を脅して自分の物にした事を知る男に会った。 豪邸の中。そこで腰が抜けるまで男に抱かれた巧斗の世話を頼まれた執事は巧斗がいるベッドのサイドテーブルに飲食物を置きながらその口を開いた。 「お坊っちゃまの事憎んでいらっしゃいますよね?」 「ぇ…」巧斗は面食らった。 「当たり前です」 「そうですか…」執事はため息をつき言葉を続けた。 「お坊っちゃまは不憫で不器用な人なんです」 「エ…」 それから執事を通して男の生い立ちを知った巧斗は男に対する認識を変え始めた。

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