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第15話
「隼人?今度何処かデートしないか?」
「先生デートですか?。どこ行きます?」
「無難に遊園地とかどうだ?」
「そうですねー。水族館とかはどうですか?」
「水族館かー。いいな。じゃあ、予約とかその日の予定は俺がセッティングしとくよ」
「隼人?今度何処かデートしないか?」
「先生デートですか?。どこ行きます?」
「無難に遊園地とかどうだ?」
「そうですねー。水族館とかはどうですか?」
「水族館かー。いいな。じゃあ、予その日の予定は俺がセッティングしとくよ」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「おう!」
まさか先生にデートに誘われるなんてなー。
こんな幸せが来るなんて、神様に感謝だな。
先生はカッコよくて、性格もいいし、俺にはドSでギャップがあるのもいい。
こんな幸せだなんて、神様に感謝しかない。
先生はカッコよくて、性格もいいし、俺にはドSでギャップがあるし、やっぱり先生はかっこいい。
デートが楽しみだなー。
俺はこの日を楽しみにしていたが、デート前日になると先生は風邪をひいたらしく、デートは中止になった。
だから俺は先生の家にお見舞いに行ったんだけどまさかあんなことになるとは思わなかった。
俺が先生の家に行くと、風邪薬を買いに行っているらしく、鍵が開いていたからそのまま入ったんだ。そしたら先生がベッドで寝ていてら少し顔色が悪かった。
「大丈夫ですか?なんか顔色が悪いですよ?」
「あぁ、ちょっと風邪ひいたみたいでな。朝熱を測ったら38度もあったんだ。それで今は大人しく寝てるわけで、今日はごめんな。あとで絶対埋め合わせするから。
「先生の体調の方が大事なんだから大丈夫ですよ。あっ、それなら俺が看病しましょうか?」
「いやいや!生徒に風邪移しちゃ悪いからいいよ」
「何か足りないのあったら買って来ましょうか?」
「じゃあ水でもお願いしていいか?」
「はい!」
「なんか悪いな……」
「大丈夫ですよ!じゃあ行ってきますね」
俺は先生が心配だったし、何よりも先生に早く良くなって欲しかったから早く水を買ってこようと思い、家を出た。
ふぅ……先生大丈夫かな?いつも先生は俺のことを考えてくれるのに、俺も何かしてあげたいなぁ
俺は少しの罪悪感を感じながらもコンビニへと向かった。
そしてペットボトルの水とゼリーを買い、先生の元へ急いで戻るために走って帰った。その時も体調が悪くて辛い思いをする先生のことを思い、
「もう少し早く気付いていれば」と後悔しながら走っていた。
俺は家に着き、鍵が開いていたのでそのまま入ったら先生は苦しそうに寝ていた。
「先生……遅くなってすみません」
「……」
「先生?寝てるんですか?」
俺が声をかけても返事がないし、息も荒い気がしたから先生のおでこを触ってみたんだ。そしたらすごく熱くてびっくりした。それに熱かったから水で冷やさないといけないと思い、袋からペットボトルを取り出した時、先生が俺の腕を掴んだんだ。びっくりした俺は思わずペットボトルを落として
「うわっ!」
って声が出てしまった。そして先生を見ると、さっきよりも苦しそうだったからすごく心配になった。
「先生!どうしたんですか!?」
「……か……でくれ……」
「えっ?」
先生が何か言っているが小さくて聞こえなかったから耳を近づけたら、いきなり先生が起き上がって俺にキスをして来た。
「はぁはぁ。」
「先生。どうしてそこまでするんですか?」
「さっきも言っただろ。ムラムラして来たんだよ」
そう言うと先生は俺の服を脱がせ始めたから俺は少し抵抗したが、すぐに脱がされてしまい、先生が俺のアレを触りながら耳元で囁かれた。
「お前はいい子だから我慢できるよなー」と。その言葉を聞いて体が震えてしまったのと同時にゾクッとした。
「先生。なんでそんなことを……」
「大丈夫だ。すぐ気持ちよくなる」と先生は言いながら俺のアレを口に入れてしまったから俺はびっくりして声が出てしまったし、さらに快感が押し寄せて来たため、声が出そうになったけど頑張って我慢した。でも我慢が出来なくなってしまい、声を漏らしてしまった。
「はぁはぁ……あっ!」
それから俺は先生に何回もイカされてしまい、最後らへんにはもう限界を迎えていて先生の口の中に出してしまった。すると先生は俺のアレを口に含んだまま顔を上げてきて、「お前の気持ちよかったよ」と言ってそのまま俺も眠くなり寝てしまった。
「先生、起きてください!」
「ん?どうしたの?」
「何してるんですか!?」
「え?昨日一緒に寝たじゃん」
「そうなんですけど……そうなんですけどね……」
「それよりももっとくっついてもいい❔」
そう言ってさらに近づいてくる。思わずドキッとしたがすぐに冷静になる。
「そ、それより今日はどうしましょうか」
「え?無視?」
「違います!照れてるだけです。」
「……朝からどうした?可愛いけど」
この人は無自覚でこんな事を言うから困る。本当は嬉しいけど、恥ずかしいのも半分ある。だけどせっかくだし甘えてみようと思って言ってみることにする。
「ん……その……」
「うん?」
「もっとギュッてしてほしいです……」
言ってしまった。正直めちゃくちゃ恥ずかしい。思わず顔を隠してしまうくらい。
「可愛いなぁ」
そう言って抱きしめられる。そしてそのまま唇を重ねられる。とても心地よく、幸せな気分になる。でも段々と激しくなっていき、息ができなくなるくらいになる。
「んぅ……はぁ……ふぁ……」
「ぷはっ」
やっと離してくれたと思ったら今度は首筋を舐められる。ゾクゾクとした感覚に襲われ、力が抜けていく。そのまま押し倒されてさらに舐められる。もう無理と思い止めようとしたが上手く喋れず、力が入らないため抵抗ができない。そしてそのまま食べられるかのように噛まれてしまった。
「……痛っ?!」
「あれ、痛かった?」
「当たり前じゃないですか!」
「ごめんね〜つい可愛くて」
またこの人はそういうことを言う。まぁ嫌じゃないけど……むしろ嬉しいから困る。とりあえず着替えをして朝食の準備に取り掛かることにした。と言っても簡単なものなのですぐに終わるのだが。その後2人で朝ごはんを食べながら今日どうするか話し合うことにした。
「今日はどうしますか?どこか行きたいところとか、あります?でも体調まだ悪いですよね?」
「うーん、確かにまだあんまり良くないかも」
「そうですか……じゃあ家でゆっくりしましょ?」
「そうだね。それじゃ今日はずっと一緒にいよう!」
「はい!」
その後、2人でソファに並んで座りながらのんびり過ごすことにした。ソファでお互いに寄りかかって体を寄せ合っている状態だったので自然と手を繋いでいる。やっぱり好きな人と触れ合っている時間は幸せだなと思いながら時が過ぎていくのであった。そうしてお昼になる少し前、先生の方からお願いをされた。
それは、膝枕。もちろん断る理由もなかったから、膝枕をした。
「どうですか?気持ちいいですか?」
「最高だよ。眠くなってくるよ」
「寝ないでくださいね?」
「わかってるよ〜」と言いつつも既にうとうとし始めている。このまま寝かせてあげた方が先生も休めるだろうと思い、頭を撫でてあげることにした。
するとすぐに眠ってしまったようで、可愛いなと思いながらしばらくそのままにしてあげることした。。それから30分程経った頃だろうか、突然先生が目を覚ました。「おはようございます。よく眠れましたか?」
「ん?あぁ……おはよう……うん、最高だったよ」
まだ寝ぼけているのかいつもよりも反応が遅い気がする。
「そろそろお昼にしましょうか。何が食べたいですか?」
「うーん、なんでもいいけど何か食べたいかな……」
「わかりました!作ってきます」と言立ち上がりキッチンへと向かう。材料を確認しつつ何を作ろうか考える事にした。とりあえず簡単に作れるものにしようと決めて料理を始めた。
「出来ましたよ〜食べましょう!」
「ん、ありがとう」
2人で食べ始める。美味しいと言ってくれてとても嬉しかった。その後は他愛もない話をしていたのだが、突然先生が黙り込んでしまった。何か言いたいことがあるようだ。
「どうしました?」
「ちょっといいかな?話したいことがあるんだ」
真剣な表情なので私も真剣に聞くことにする。すると予想外の言葉が飛んできた。それは私に対する想いだった。
いつか、結婚することになったら今日のできごとはきっと忘れないだろう。
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