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第2話
「大好きです…大好きなんです…また側にいさせてください…」
ずっと求めていた温もりに身を委ねる…
「僕も…大好きです…また側にいさせて?…」
長い時間を経てやっと帰ってきてくれた優しい温もりに包まれる…
これから先も…ずっと…貴方と共に…
それが僕の願いだけれど…でも…貴方は…
貴方にはするべきことがある…貴方の未来はもう既にレールが引いてあって…約束された地位があって…
そんな貴方の側に僕はいられるような人ではない…だから…あなたには…
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