貴方は萌えが足りないと感じたら『服をとりかえっこして遊んでる遼介と鼓』をかいてみましょう。幸せにしてあげてください。 https://shindanmaker.com/524738 考えるだけで萌ｪ… ＊＊＊＊ 先輩の匂いがする服。先輩は家に一時帰宅していて、今日は誰もいない。 寂しくなって、でも抱きつく人もいないから……先輩からクリスマスに貰ったぬいぐるみと先輩のシャツを着て気持ちを落ち着かせていた。 「……早く帰ってきて」 「天使、かな」 「…ん、んぅ？」 「超可愛い、ね」 先輩の声がして、目を開けた。めのまえに、ドアップの笑顔。 「あ、つーくんただいま、おはよう？」 「……お…は…ご…ざい……？おかえ、りなさ……」 「こらこら、寝ないの」 「ん〜…」 無理矢理体を起こして、結局先輩に撓垂れ掛かる。先輩は大歓迎みたいでｷﾞｭｯと抱きしめてくれた。 「つーくん、俺のシャツ着て何してたの？」 「さびしかった、の」 「そっかそっか。じゃあ俺も寂しかったから、つーくんの服貸して？」 「きる……？」 「さすがに着れないと思うけど…羽織るくらいなら」 先輩に俺の服を渡して、俺は先輩の服を着て。取り替えっこして笑い合う。先輩大好き、って思いながら手を握った。 「俺もだよ」 なにも言ってないのに俺の気持ちを理解してくれるのは何で？ 俺もいつか、先輩の気持ちが言われなくても分かるようになるんだろうか。