俺の叔父さんは魔性の叔父さん。男感のある美貌の持ち主でつき合う男つき合う男に監禁され俺に助けを求める叔父さんは俺の家の近所に住んでいて三十路。富豪の親に生前贈与で貰ったカネで悠々自適な生活をしている叔父さんはタチで暇なボンボンの俺に数年前、男と揉めている所を見られた。 中肉中背の美青年とその恋人の姿がある屋外。そこで自分の叔父が男と浮気した、しないでもめているのを目にした美青年、東郷昴はエ…と言う言葉を発した。 ―――男感のある美貌。中肉中背の美青年とどこか似ている昴はその時、自分の叔父がネコだ…と言う事を知った。 刹那、あ、昴…と言う言葉を発した美青年、小魔翔斗は昴の表情から自分が猫だと言う事を知られた事を悟った。 それから連絡先を交換していた二人は翔斗が男に監禁される度、連絡を取り始めた。