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【序】
「……はぅ」
襦袢を割って、脚の間からいきり立つ突起物に指を這わせる。
ソコはもう、ぐっしょり濡れていた。
たまらず、きゅっと握って上下にこすり出す。
右手が止まらない。
『気持ちいい?』
「見るなぁ」
意地悪な声を、わざと耳の穴に吹き掛けてくる。
『見るだろう、隣でオナってたら』
「出てけよ」
『無理だな』
お前が一番分かってるだろう……チュッ
音だけ立てた口づけに、ピクンっと手の中で大きくなった熱棒の先っぽから透明な汁が溢れた。
『ほら、ちゃんと皮剥けよ。カウパー垂れてるぞ』
口だけ出して、手を貸してくれない。
「言うな」
『剥かないのか』
「……剥く」
にゅるん
『ピンクだな』
成人してるのにピンク…って。
恥ずかしい。
「やっ」
首を振って否定するけれど。
『ピンクの亀頭、可愛い♪』
熱っぽい吐息をかけられて、腰がくねる。
じわりと目尻に涙が滲んだ。
『お前をもっと泣かせたい』
取り憑かれた死神に俺、虐められている!!
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