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世界観について
オメガバースとは、男女のほかにα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)の3つの性があり、αの男女、βの男女、Ωの男女という、計6種類の性別を持った人々が存在する特殊な世界観と、それを題材にした作品群のことを指します。
◾︎α(アルファ)15〜20%
人という種の上位種。生まれつき能力や容姿が秀でている。数が少ない。
カリスマ性があり、リーダー気質故、社会的地位が高い者が多く優遇される。
Ωのフェロモンにあてられると突発性発情(ヒート)を起こし性行為に及ぶ。
α女性は他の女性やΩ男性を妊娠させることができる。
◾︎β(ベータ)70%
ごく普通の人間。人口が最も多い。発情期も存在しない。
Ωのフェロモンには多少影響を受ける。
β男女間に生まれた子供は高確率でβとなる。
β同士で結婚するのが一般的。
◾︎Ω(オメガ)10%
希少種。生殖能力に秀で、それ以外の能力が低い傾向にある。
3ヶ月に一度一週間、発情期(ヒート)が存在する。
発情期があることから子供を産むための存在として扱われることも多く、まともな職には就きづらく社会的地位が低い。
発情期中はほぼ性欲に己を支配され、フェロモンでαやβを無意識に誘惑する。
オメガ性の男性は、腸の奥に簡易子宮があり、妊娠することが可能。また、発情中のΩ男性は肛門から膣分泌液のような粘液が出る。
発情期を抑制剤で抑えることができる。
番になると発情期フェロモンは相手以外に効かなくなる。
番になった相手以外と性行為をしようとすると強い頭痛や気分不良に見舞われる。
◾︎番
αとΩの間には「つがい」という特殊な関係が発生する。この関係はβとΩの間には発生しないとされる。
ヒート中に性交に及び、αがΩの項を噛むことで成立する。
つがいは恋愛や結婚によるつながりよりも強いものとされ、一度つがいになれば、どちらかが死ぬまで関係が続く。
しかしαは一方的に番を解消することができ、解消されたΩは二度と誰かとつがうことはできない。
◾︎その他
α性・β性・Ω性については、第二次成長期に血液検査で判明する。
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