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「小鳥遊様ぁ……っ」
今日はあの時間生徒会室にお一人だったから、ずっとずっと前から準備してた手紙をソッと扉に挟んで来た。
見て、くれたかな………
たくさんの愛に溢れた、あの写真達を。
(嗚呼っ、一体どんな顔で見られたんだろう!)
自分が撮った写真を小鳥遊様に触っていただけた、見ていただけただけた。
それだけで…濡れちゃいそうだ……
「あぁ…小鳥遊っ、さまぁ……っ」
入学式の時から、もうずっとずっと見てたんです。
大好きなんです小鳥遊様。大好き。
(大好き、好き、好き好きっ、大好きぃっ!)
「はぁっ、はぁっ、小鳥遊 ハル様っ、ハル様ぁっ」
息がどんどん上がってきて、体が熱くなってきて。
「も、我慢できないっ!」
あつくてあつくて堪らなくなってるソコに、手を伸ばした。
ねぇ、ハル様。
(もっと、もっともっともっと、たくさんっ)
温めていた〝愛〟、受け取ってくださいーー
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