185 / 533

side???: ??

「小鳥遊様ぁ……っ」 今日はあの時間生徒会室にお一人だったから、ずっとずっと前から準備してた手紙をソッと扉に挟んで来た。 見て、くれたかな……… たくさんの愛に溢れた、あの写真達を。 (嗚呼っ、一体どんな顔で見られたんだろう!) 自分が撮った写真を小鳥遊様に触っていただけた、見ていただけただけた。 それだけで…濡れちゃいそうだ…… 「あぁ…小鳥遊っ、さまぁ……っ」 入学式の時から、もうずっとずっと見てたんです。 大好きなんです小鳥遊様。大好き。 (大好き、好き、好き好きっ、大好きぃっ!) 「はぁっ、はぁっ、小鳥遊 ハル様っ、ハル様ぁっ」 息がどんどん上がってきて、体が熱くなってきて。 「も、我慢できないっ!」 あつくてあつくて堪らなくなってるソコに、手を伸ばした。 ねぇ、ハル様。 (もっと、もっともっともっと、たくさんっ) 温めていた〝愛〟、受け取ってくださいーー

ともだちにシェアしよう!