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第85話
千鶴が満足するまで何回でもイかせるつもりでいた。
何度か射精すれば薬の効果もなくなるだろう。そんな効果なくなったってどうだっていい。ただ、千鶴を気持ち良くさせたい。
乳首に吸い付いた俺の髪を撫でる千鶴が甘えた声で啼く。ピクンと身体を跳ねさせ、悩ましげな吐息を漏らす。
指で弾いて、摘んで、捻って。
色んな快感を丁寧に与えては繰り返す。
一度出したはずの中心が少しずつ反応している。
乳首を弄りながらそっとその中心に指を走らせる。
「んぁっ……」
控えめな喘ぎ声が可愛くて更に下半身を刺激しようと鈴口を指先でクルクルと動かすと、透明な汁が溢れてきて指のすべりを良くする。
「ふっ……皐月さん……」
苦しそうに俺の名を呼ぶ千鶴を見るとイヤラシイ顔で誘惑してくるから中心をグッと握りしめながら口唇に吸い付いた。
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