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第4話
『はぁ…やばいよ、小沢。俺もぅ我慢できねーわ』
ひょいっと軽々とおれの脇に手を入れたかと思うと体の向きを変えられた。
『…え?』
向かい合う事で見えた長めの前髪から覗く佐伯の瞳は情欲でメラメラと燃えている。それが自分に向けられていると思うと腰の所がじんわりと痺れた。
『ちょ、タンマね』
そう言って、佐伯は自分のスラックスの前をくつろげるとこれまた立派なモノを取り出した。
『…え?』
自分以外のなんて初めて見る。
佐伯のちんこは、とにかく立派なモノでした。
『…ふぁっ!んっ!んっ!』
俺のちんこと佐伯のちんこが重なって、佐伯の手によって上下に擦られる。
『あっ!や、やぁ、何…んっんぁっ!!』
『んー、やべ、はぁ、気持ち…ぃ』
佐伯の大きな手が、巧みに動いてあまりの気持ちよさに目の前がチカチカした。
俺はどうにも変な気持ちになって、なんだかもどかしくて、縛られた両手を佐伯の頭に回してヤツを抱きよせる。
『さ、さぁ…っえき…んあっ』
顔の距離が近くなり、佐伯のタレ目が俺をとらえる。
タレ目なのに、いつものほんわかした印象はなく、猛獣さながらにギラついた目をした佐伯がそこにいた。
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