342 / 2160
ー空間ー6
和也は息を吐くとベッドへと腰を下ろす。
それから暫く口を開かない和也と望。
そして仕事を終えると部屋へと向かうと望はスーツのポケットに入れておいた携帯を取り出し電源を入れるのだが雄介からのメールは入って来ていなかった。
雄介の事だから望が仕事を終えた頃にメールを入れてくるのだと思っていたのだが。
望は雄介からのメールが入っていない事にため息を漏らすと自分の席に腰を下ろす。
「マジでなんなんだよ。 何で雄介の奴……メール入れて来ねぇんだって」
「そんな事言うんだったら、望からメールしてやればいいだろ?」
確かに和也の言う通りだ。 だけど望の性格上、望からメールを送るなんてことはいないし、さっき喧嘩みたいな事をしたのだから余計に出来ないのかもしれない。
「……和也は俺の性格よく知ってるよな?」
「まぁな」
「俺からメールすると思うか?」
「まぁ、そうなんだけど。 でも、そんなにイライラするくらいだったら、送れって言ってんの」
ともだちにシェアしよう!

