573 / 2160
ー空間ー238
そんな和也に望はクスリとすると今度は今までにはないような笑顔をしている望。
今日という日はこう素直に心から喜んでいるようだ。
「あ! せや! ってな訳やから、もう、東京に住むの決まったし、また、ここに住ませてもらってええか?」
そう質問してくる雄介なのだが、そう聞いて来なくてもきっと望から言っていたであろう。
「いいに決まってるだろ」
そう笑顔で言う望。 いつもの望なら「勝手にしろよ」と言っていたのかもしれないのだが今日の望は違うようだ。
「ほな、そうさせてもらうわな。 まぁ、望がそう言うの分かってて荷物もう望の家に持って来たんやけどな」
望は「おいっ!」雄介に突っ込みを入れようとしたのだが今はいいとしよう。
今まで雄介がいなかった日々が嘘みたいなのだから。 今は雄介が東京へと戻って来て、また一緒に家に住めるのだから、そこはそこでいいのではないだろうか。
そして今は仲間もいる。
仲間や恋人も居て今の望は幸せな気分なもかもしれない。
恋人と一緒に住める幸せ、それが例え仕事で家に居なくても家に一緒に住んでいるという気持ちだけで大分気持ちは違う。
今まで色々とあったのだが今は仲間にも囲まれている。 そして恋人である雄介はカッコよくて優しい。 だから望は少しずつではあったのだが雄介に惹かれて行ったのかもしれない。
これからもみんな一緒にいようか?
それが一番の幸せなのだから。
ー空間ーEND
NEXT→ー雪山ー
ともだちにシェアしよう!

