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ー崩落ー131

  確かに望は最初に雄介と約束したのだが、どうやら望の方にも考えがあるようだ。  だが今は思考さえもギリギリでいる状態でいる望。 もし快感でその思考さえも働かなくなってしまった時には、その考えは忘れてしまっているのかもしれない。  でも恥ずかしい事は恥ずかしい訳でそこは流石に変えられないのであろう。 「やっぱ、俺にやられっぱなしで快感に溺れておった方がええか?」  その雄介の言葉に望の方は心が揺らいでいるのかもしれない。  確かに雄介に流されるままで甘い声を上げているだけっていう方が楽に決まっている。 「何か言わんと分からへんねんけど……」 「分かった……」  望はそう一言言うと、 「やっぱり、俺の性格上、質問に答えるのは無理だから……お前がしたいようにしてくれねぇかな?」 「それって……?」  今まで少し怖めな表情をしていた雄介だったのだが、それを急に緩め不思議そうな表情を望へと向ける。 「恥ずかしい事を何遍も言わせんな……一回で分かれよな……」  望はそう言うと火照ってしまった顔を冷やす為にヒンヤリとしている枕へと顔を埋め籠もった声で、 「だから、普通にやれって事なんだよ。 雄介の力で俺の事気持ち良くさせてくれって言ってんだ……」  その望の言葉を何とか聞き取ると雄介は望のモノから手を離し微笑む。 「分かった……ほなら、俺が好きなように望の事気持ち良うさせたるな……ま、望の中に入れてある玩具はまだ抜かへんけど……。 今日の俺の気分っていうのは望の甘い声が聞きたいだけやしな」  雄介はそう言うとうつ伏せの状態でいる望の腰辺りを浮かせ望の足を開かせる。 「この玩具の色が黒色やから……肌色に黒やと短い尻尾みたいなのが生えとるみたいやんな……。 あ! せや! この玩具は一回抜こうか?」  雄介は玩具を抜くと望の事を四つん這いへとさせ望の後ろへと回ると望の双丘を撫でながら、後ろの蕾の回りを舐め始める。  それだけでも望の方は下半身をビクビクとさせ、 「ん……ぁ……やぁあああん! 何かぁ……ソコっ! んんっ!」  そういつも以上に色っぽい声を上げる望。  今さっきまで望の中には玩具が入っていたせいか本当にその部分は望にとって敏感な場所だからだ。  望はその快感から逃れる為なのか枕を皺になるまでギュッと握り締めていた。

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