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ー過去ー124

「みたいだなってな……テレビ見て俺達は知ったよ」 「……で、白井は犯人を逮捕しただけって感じだったしな」 「まぁ、アイツが逮捕したから、警察じゃあアイツの手柄になってるんじゃねぇ? せっかく、雄介が乗員乗客を全員助けても結果はそうなっちまうもんなぁ」 「まぁな……」 「後は雪山での遭難にトンネル事故かぁ、俺等が巻き込まれた事故等はさ」 「和也だけなら、船もあったんじゃねぇのか?」 「ああ! そうだったな! つーか、俺等巻き込まれ過ぎだったんだな」 「でも、怪我したり入院したりしているのは俺と雄介だけだよな」 「あー! それはあるのかもな。 望は誘拐された事もあって、そん時に腕やった入院したり記憶喪失でも入院したっけな?」 「それは、デパート火災に巻き込まれて、一酸化炭素中毒で脳に酸素がいかなくなっちまって記憶喪失になったのだろ?」 「まぁな……。 怪我した事がない俺達って何気に運が強いのか!?」 「強いんじゃねぇの? 入院なんかはしない方がいいしな」  とりあえず話を終えた頃、望はご飯を食べ終え、 「よっし! 次は新城達!」  と和也は気合いを入れ立ち上がり、先ほどのように壁に耳を付けたのだが隣りからは全く話し声さえも聞こえて来なかったようだ。 「……へ? まさか、アイツ等帰っちまったのか!?」 「どうかしたのか?」 「声が聞こえて来ないんだよなぁ?」 「確かに、俺等より先に来てたからな、帰っちまったって可能性はあるよな?」 「しかし、焼肉を焼いてる音も聞こえて来ないんだよな」  和也はいくら壁に耳を当てても聞こえて来ない声に、不思議そうな表情を浮かべていた。 「マジかよー。 せっかく、プライベートでアイツ等に会えたっていうのによー。 これじゃあ、まだ、謎は残ったままじゃねぇか……」  和也は壁を背に向け、そのまま床へと腰を下ろすのだ。 「ま、俺等がアイツ等の事を盗み聞きしようとしていた罰なのかもしれねぇな」 「まぁな。 今日は諦めるしかないか」  和也の方はすぐに気持ちを入れ替えると何故か今度は窓の方へと移動する。  和也が窓際へと向かったというのは、その窓からは駐車場を見渡す事が出来るからだ。 新城達がまだ帰宅してないかを確かめる為にカーテンを開ける和也。 「……ってか、まだ、新城達帰ってねぇぜ。 だって、新城の車止まってるんだけど」

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