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episode4-15

「…もぉー、そんな顔で惚気ないでよこっちが恥ずかしいじゃない。」 横で眠っている侑稀の髪を撫でると んん、と少し身動ぎしてその後規則正しい寝息が聞こえてきた。 「んーじゃ、侑稀もよく眠ってるみたいだし連れて帰りますね。」 「はいはいー、お幸せにね?」 「まだ返事すらもらえてないっすよ?」 「何言ってんのよぉ。…私には付き合わない未来の方が見えないけど?」 それじゃあまたね、とミサトさんに送り出してもらって 俺は背中に背負った侑稀を落とさないように注意しながら店を出た。 「……あ。…さすがにこの状態で電車に乗るのはまずいか…?」 てゆうか終電もうねぇや。 俺は予定を変更して、徒歩5分で着く俺の家に帰った。

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