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episode5-21

この時、もう深夜2時を回っていて 結局俺は明け方までミサトさんを付き合わせて ひたすら話を聞いてもらっていた。 「あー…、なんか、気持ち悪い…。」 「当たり前よぉ、夜通しお酒飲んでたんだからぁ。」 「んー…、そーっすよねー…。」 「ちずの家に泊まってるんでしょ?もう外も明るくなってきてるし、早く帰んなさい?」 俺は、足元をふらつかせながらも京のマンションに戻って シャワーも浴びないままソファに転がりこんだ。 「これ…、京の…。」 酔っ払っているせいなのか たった一晩会えていないだけなのに、無性に京に会いたくなって 俺はソファに置いてあった京の部屋着を握りしめたまま眠りについた。

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