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肌と肌が重なって、体温が、吐息が、混ざりあう。
汗が滲んで、しっとりとした肌を堪能する。
先輩の太股に手を滑らせると先輩が腰を浮かした。
それで出来た隙間にタオルを畳んだものを押しこむ。
先輩が用意したボトルのローションをあけて、指を先輩のナカに潜り込ませる。
ヌプリと抵抗なく指がのみ込まれて、俺は眉をあげた。指の本数を増やす。余裕。ぐっと指を曲げる。ぐにぐにと動かす。先輩の腰が揺れた。
「先輩、ここ、随分柔らかい、ね?」
「っ!」
先輩が顔を逸らして、腕で顔を隠す。
首筋まで、真っ赤だ。
これは、恥ずかしいときの反応。
ふうん。自分でしたんだ?
ぺろりと舌舐めずりする。
指を抜くと先輩のナカにローションを足す。
「ン……」
穴からトロリと溢れたモノを感じて、先輩のナカがヒクリと動いた。
その様を観察しながら、俺の方も準備をして。
入り口を先端でぬぷぬぷとゆるく擦る。
「せーんぱい。ほら、欲しかったら分かるよね」
先輩が腕の隙間から、俺をチラリと見る。
それから、腕のガードを外して俺へと右手を伸ばす。
「ん」
俺がその右手に左手を重ねると先輩は指を絡めて緩く握った。
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