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願い-negai-6

スボンも下着も全部取り払われて、俺の秘部に樹矢の指が触れる。 「んぅ…。ふぁ…、みぃ、みぃくん…。」 「ん…。ど、したの?」 いっつもだ。 分かってるくせに聞いてくる。 「んぁ…、も、もうっ…。」 「…なぁに?」 「っ…ん。ぃ、挿れてよっ…。」 俺がそう言うと、チュッと口づけをして顔を抱き寄せて耳元で囁く。 「良く出来ました。ご褒美、あげる…。」 低く、静かな声だった。 胸が抑えつけられるようにキューッとした。 格好いい…。不覚にもそう思う。 「…んっ!あっ!」 特に慣らしもせずに樹矢の指が俺の中に入ってくる。 ここ数日シていないのにすんなり受け入れる事が出来るのは、今までの樹矢との経験があるからだろう。 「…ふっぅ。んんっ…みぃくんのっ…指…。」 愛しい彼の指が入っていると実感するだけで、幸せを感じる。 いつから俺、こんな変態になったんだ…。ほんと。 「しゆ…俺の指美味しいんだ?」 顔は見えないけど声で分かる。 嬉しそうに、かつ悪そうに微笑んでる彼が…。 「美味しくて、溶けちゃいそうだよっ…、みぃくん…。」 指が増えている事にも気づかず、無意識に腰まで振っていた。 「あっ…ぁん。んっう…。みぃ…くん…!」 厭らしく、粘膜と粘膜が擦れ合う音が鼓膜までもを襲う。

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