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第80話
そして次の日、2人仲良く高熱を出して学校を休む羽目になったのだった。
今は、安静にしている。
けれどずっと誠也と無料通話のアプリで通話をしているのだ。
お互い寝たり起きたりだけれどずっと誠也と繋がっている気がして嬉しい。
「亜樹、起きたか?」
「うん、誠也。おはよう」
「亜樹、好きだ」
イヤフォンしてるから耳元で囁かれているみたいでドキドキしちゃう。
熱いよ。
また熱上がったかな?
「亜樹?」
「誠也、僕も大好きだよ!」
「ありがとう」
「うん」
なんか嬉しい。
姿はないけれどそこに誠也が居るみたいでギュッと抱きつきたくなる。
誠也にギュッとしてもらいたいなぁ〜。
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