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撮影のお仕事2-10

 その様子にクスリとする二人。  京平は一回、玲音の胸の突起から離れると、 「イきたくなったら、イっていいから……」  とだけ玲音に伝え再び玲音の胸の突起を口へと含むのだ。  しばらくの間、部屋内には胸の突起を吸う音や舐める水音、そして玲音の甘い声だけが響き渡っていた。 「ぁああ! ぁん! も、もう……やぁあああん! 胸……いつもと違うから……」  そうどうやら本音が出てしまったように思える。 「ぁ……ん……ぁああああ……なんか……くるっ!」  今迄、体に力が入っていた玲音だったのだが、急に体からは力が抜けていた。  それと同時に諒馬と京平は顔を上げる。 「イったのかな?」 「うん……どうやら、イってしまったみたいだね」  肩で呼吸を繰り返す玲音。  その様子に京平は気付いたらしい。  呆然と天井を見上げている玲音。 「ぁ……今のって……イけたのかな?」  とまだ疑問符のようだ。 それは無理もないだろう。 玲音だって今日初めて女性になったのだから女性は男性と違ってイったことがよく分からないのだから。 男性の場合、イけば白い液体が男性のモノから出るということでイったって分かるのだが女性の場合にはそういうことは一切ない。 本当に気持ちがいい時には透明な液体を噴き出すことはあるらしいのだが、まだ玲音にはそれがないらしい。 「多分、イけたんだと思うよ」  と言う京平。 「その感覚を忘れなければ、次イく時には完全に自分で達く感覚が分かると思うけど……」 「あ、なるほどね」  そう玲音は京平の言葉に納得する。 「……で、一度イってしまった体は敏感になるって訳だ…」 「……え? そうなの!?」 「元から、玲音は敏感だと思うけど、今日は女性の体だからね……いつもより敏感になってると思うよ」  そう言いながら京平は指先を玲音の体に這わせていく。 「ん……ぁ……」 「ほら……これだけでも声が出てしまってるのだから、敏感になってる」

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