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僕の彼氏はAV男優70 ☆完

 さっきから自分のモノにこう体中の血液が集まってきたかのように思えてたのだけど、なんていうのか、こう本格的に自分のモノに何かが集中的に集まって来ているような気がする。 じんじん、ドクドク……。 こう色々な効果音がそこに集中しているようにも思える。  挙句、そういう行為をしているっていう音というのは様々だ。  皮膚と皮膚がぶつかるバチン! バチン! という音に、中に入っているであろう、ローションを中でかき混ぜるかのような水音。 京平さんと僕の荒い息遣い。 本当に色々な音が部屋内へと響き渡る。 「ん……! もう、もう、もう……」  「イくっ!」という前に僕は、白い液体を自分のお腹へと吐き出してしまっていた。  ……あ、ヤバいのかも……!?  と一瞬で僕はそう思ってしまったものの京平さんはそんな僕ににこりとだけして、急に腰の動きを止めたかと思うと、僕のお腹の中の方で何か温かいものを感じる。 「……へ?」  そう僕は思わず声に出してしまっていた。  だけど京平さんは何も答えないで、暫くは僕の中に居たのだけど、自分のモノを抜いて京平さんは荒い呼吸を繰り返しながら僕の横へと転がるのだ。  僕はこうイった余韻でボッーとしながら京平さんの方に視線を向けると、京平さんも僕の気配に気付いてくれたのか、僕の方に視線を向けてくれた。 「あ……あー……」  ホント、僕は京平さんの爽やかな笑顔に弱い。 再び僕は視線を天井へと向けると丁度撮影の方も終わったのであろう。 カメラマンさんがカメラを下ろしていたのだから。  とその時、 「玲音君……。 私が君の事を好きって言ったら?」  急にそう聞こえて来て、僕は思わず声がしてきた京平の方へと視線を向ける。 「私は本当に君の事が好きになってしまったんだけど……。 前回から私は君の事が気になってはいたのだけど、今回やってみて相性がいいって事に気付いたしね。 だから、僕と付き合ってくれないかな?」  こう京平さんからの告白っていうのはカーブなくストレートな告白だったようにも思える。 そして嘘偽りも無さそうな感じだ。 「でも……京平さん……僕は男であって……」  何でか、京平さんはそこにクスリとし始める。 だって、僕、なんかおかしな事を言った記憶はないっていうのかな? それなのに、クスリってされてるのって……。 「ゴメン……。 だって、私は元から男しか興味ないって言ったら? 分かってもらえるかな? あのね……それに、男に興味がなかったら、この業界にいないと思うよ」  その京平さんの答えに僕の顔が一瞬にして真っ赤になったのが分かった。  確かに京平さんの言う通りだ。 何を僕は馬鹿な事を言ってるんだろう。 それに僕も京平さんの事が好きなんだから、逆に言えば良かったんじゃないのかな? 「……ですね。 じゃあ、これから、宜しくお願いいたします」  こう男同士での告白だからなのか、場所とかシチュエーションとかっていうのは気にしないって感じかな? 好きなもん同士で結ばれるだけで幸せだって思えるのだから。  それからの僕達っていうのは、付き合って、僕が京平さんの家に転がりこんだっていうのもあるし……もう、一本目からかなり売れたっていうのもあってか、そっからはもう安定した収入を得られた訳だから僕の方はバイトもしなくなったし、彼氏も手に入れたし、満足した毎日を送れてるんだよね。 END

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