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第2話

それからバイトの掛け持ちをし風俗店に行けるだけの資金を貯めた青紫はラフな格好で風俗店に向かい始めた。 十数分後、知る人ぞ知る風俗店、ヘヴンの前で足を止めた青紫はそこにたどり着くまでにした苦労の数々を反芻し始めた。 「…長かったな…」青紫はそう呟くと自分の腕で涙を拭い始めた。 刹那、その手を風俗店のドアに伸ばした青紫は刹那、風俗店の店内に足を踏み入れた。

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