小説 第一章の冒頭。光くんの独白シーンです。
https://fujossy.jp/books/1951/stories/31338
嘘をつけない男、今西光は、自分の未来の結末を伝えてしまうと心が壊れてしまう親友の身を案じて、どうしても言えない言葉がありました。
嘘をつくくらいなら、何も言わない。
ずっと胸の奥にその言葉を閉じ込めたまま、ただずっと彼に依存し、依存され続けた二人のお話です。
――お前の願い事だけは、叶えてやれない。
(イメージイラスト:さくら怜音)
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