まえにし猿棚様の作品『俺自身を超えた恋について』のファンアートを描きました。
拙いですが今できる精いっぱいを詰め込んだつもりです。
『俺自身を~』は日記調の文章で一見気軽に読める作品です。主人公が紡ぎ出すマーロンへの思いや行動一つとってみても恋に浮かれてて非常に可愛く感じる一方、作者のまえにし猿棚様は「信用できない語り手」としており、「こんなに熱い仲なのに!?」と一気に不穏さが漂ってきます。
海外セレブに近い暮らしぶりの描写も、読んでいてとても華やかな気分になるのです。主人公の恋の行方はいったいどうなるのか、毎日ドキドキしながら読んでおります。
是非多くの方に読んで頂きたいです!
同作者様の別作品『父の誘惑、羊の劣情』はがらりと変わって寄宿学校での慎ましい暮らしが描かれています。知識としてではなく「そこにあるもの」として描写される生活やイベントが、余すところなく物語に息吹を与えている、そんな感じがいたします。
紙の本で読みたい…お金を払わせてほしい…うっ…
『父の誘惑、~』は第2回fujossy小説大賞・秋にエントリーしているとのことです。
こちらもたくさんの方に読んで頂きたいです!!
イラストを送った作品はこちら
アンハッピーエンド100%保証、なのに甘く鮮烈な恋について