【傷だらけの天使】後書

他サイトからの転載作品ですが、タイトルの作品が完結しました。お付き合いいただきありがとうございました。

元々既出作品【囚われの天使】のスピンオフくらいの軽い気持ちで始めた作品でしたが、いつのまにか本編だったはずの作品を超える長さを得て予想以上の人気をいただいた作品です。

 

最初は人として欠落していた水無瀬が、水樹の愛情を受けて段々とまともになっていく。そして立ちふさがる過去の運命という壁を乗り越えていく。

というのが紛れもなく作品の大きなテーマなのですが、ラストまで読んでから最初の方を読んでいただくと、まともになっていった水無瀬に対して水樹の愛情は独占欲のあまり少しずつ歪んでいっているのがポイントだったりします。ラストのセリフはそこはかとなくヤンデレ臭がしてお気に入りです。

 

明日8/18の6:00に番外編を予約投稿しています。

 

こちらは本編で度々話題になった誠司の物語ですが、作中で幼い水樹や龍樹への性的、暴力表現が多分に含まれますのでご注意ください。

自分自身書くのがキツくて濁して表現しようと思ったのですが、ある意味自分への挑戦のつもりであえてガッツリ書きました。かなり頑張りました。すごく頑張りました。しつこいけど頑張りました。

なので地雷でなければ是非読んでいただきたいです。よろしくお願いします!