目標
『LOST CHILD』へのレビュー、有難うございます!
この作品を書いたとき、個人的に凄く色んなことに行き詰まっていて、
自分自身もどこかに救いを求めたい気持ちをガーッと詰め込んだ作品なのですが、
その分悠にはかなり辛い思いもさせてしまいましたし、
今は「悠、良かったな…!」という、親のような気持ちです(笑)
私は小説を書くとき、プロットは一切立てません。
キャラ設定や、こういう話にしよう、という世界観はあらかじめ考えますが、
ラストはハッピーエンドにする、ということ以外、そこへ行き着くまでの過程は実は全く決まっていないのです。
なので、話を書いている途中で「この話、これからどうなるの?」と聞かれても、
「ハッピーエンドだよ」としか自分でも答えられません。
私にとって小説を書くという作業は、
「ハッピーエンド」というぼんやりした完成図だけがあるパズルを、
一つずつ組み上げていくような感覚です。
だから、「今回このキャラたちがこう動いたから、じゃあ次の話はこうしよう」という感じで、
頭の中のキャラたちにいつも引っ張ってもらっています。
そこでどのくらいキャラたちが活き活きと動いてくれるかが、
書き上げたときの達成感にも繋がっている気がします。
実は私、昔はとにかく話を最後まで書ききることが、まったく出来ませんでした。
でもそれじゃあダメだと思い、とにかく自分の作ったキャラに自由に動いてもらって、
自己満足でもいいから最後までちゃんと書ききろう!と思ったのが、
本格的に一次創作に手を出したきっかけでした。
ちなみにその作品が、今連載中の『ベジタリアン・ヴァンパイア』です(笑)
今の私の目標は二つ。
・未熟でも作品をちゃんと完結させる。
・読ませて頂いた作品に、拙くても感想を送る。
二つ目に関しては、私自身、感想を頂くと本当に励みになって嬉しいからというのもあるんですが、
私は字書きのくせに感想をお伝えするのが物凄く下手なので、
「私は貴方様の作品のこういうところに萌えて、胸を打たれたんです!」
ということを、もっとちゃんとお伝え出来るようになりたいのです。
朝から長々と書きましたが、
当面はこの二つの目標を少しでも多く達成出来るように、
鍛錬していきたいなあと思っております。