「明日で十八才」が出来るまで

こんばんは!

世の中には色んな物書きさんがいると思います。

言いたいことは全て作品に込めたぜ!裏話なんて語りたくないという職人肌なクールガイ。マジで憧れです。

それがカッコイイってわかってるんですが、私は裏話言いまくりたい人ですww

ちなみに、裏話読むのも大好きです(*´艸`*)

 

そんな訳で始まります。このわずか5000文字の短編ができるまでの紆余曲折物語〜❤️

 

ふじょっしーさんのコンテストのテーマが発表されて、「結婚」と知って

「BLなのに、結婚〜〜!?難しい〜 」って思いました。

 

結婚といえば、、、牧師の前で永遠を誓い合う二人の後ろから「ちょっと待った〜〜!」って叫んで花嫁をさらっていくやつ。

あ、これ書きたいな。って思って、とりあえず書いたプロットが、

『ウエディングドレスのデザイナー×政略結婚させられる女装癖のあるマッチョ受け』

途中まで書いて、いや、これ、なんか色々ハードル高いよ。。。。( ;´Д`)となって、放置。

完全に力量不足でしたwwww

 

で、次に作ったプロットが、『偽装結婚する受けを「ちょっと待ったー!」って攻めがさらいにくる話』。

あ、これなら書けそう。で、書いてみました!ちゃんと5000文字に収めて、うんうんできたできた。

そう思って、とある方に下読みしてもらったところ

「あれ、これNLですか?」という問いが。。。

改めて読み返すと、偽装結婚する新婦がめちゃくちゃ出しゃばってる( ;´Д`)

いや、これ、BLじゃねぇな。。。( ;´Д`)←致命的なのに、書き上げて指摘されるまで気づかなかったアホ

そう思って、修正しようと思ったけど、修正できるレベルじゃなかったので、お蔵入り。

 

そこで、また振り出しに戻る。

よーし、じゃあ、もうこうなったら、自分の性癖を全面に押し出したものにしよう!

エロ特化で、エロの練習しよう!!

あ、でもどんな風に読んでもらいたいかも大切。

それをちょっと整理してみよう。

 

どんな風によんでもらいたいか→読後感のいいもの

性癖→NTR

 

なんだ、この圧倒的矛盾!!!!!!_:(´ཀ`」 ∠):

 

あ、でも、頑張ってプロット書こうとしたんだけどさ、、、無理だよね!

そんな技量あったら、もうとっくに書き上げてるよね!!

そんな訳で、NTRも没。

 

さあ、こんなことしている間に〆切はどんどん迫ってくるわけで。

もう一度、結婚というテーマに立ち返ろうと考えました。

「ちょっと待ったー」以外に、やりたいシーンはないのか。

あ、アレだ。

「俺、この戦いが終わったら、結婚するんだ」っていうアレ。

ロボットものにすれば、戦争ものにできるし、そのセリフも使えるだろう。

それをエロ特化でやれば、間に合いそう。うん、そうしよう。

で、プロット作りました。

私のプロットは細かく、セリフや箇条書きですが動作の指定までやったりします。

で、エッチいプロットが完成。ここで乳首舐めるとか、真面目に書いてて笑える上に羞恥心を煽られます。( ゚д゚)

よーし、書くぞってなった時に、プロットの最初の一文「ロボットで敵を倒す」。

この一文を小説で書き起こすのに、二千字以上費やしました。

何やってんだwwwエロ入んないよwwww羞恥心プロットが無駄になったよwwww\(^o^)/

しかも、なんかノリノリになっちゃった私は『決戦前夜でうっかり寝ちゃうパイロットな二人』という設定から『ある日突然現れた地球外生命体に立ち向かうロボット。そのロボットは二種類あって、こんな性能のやつとこんな性能を持った奴がいて、関係性はこんな感じで、しかもパイロットにはこんな能力があって、しかもこの決戦前夜っていうのが(以下略)』な厨二全開の設定を短編に全部入れ込もうとしていました。。。。

設定説明だけで、5000文字に届きそうになった時、突然我に返りました。

『あれ・・・・、私、一体、今までなにを???????』

敵に乗り移られたキャラクターの気持ちを体感したところで、目の前に書き散らしたゴミクズな文章に絶望しましたwww

なにもできてねぇwww

もう一から作る時間もないwwww

どうしようwwwwもう、このロボット設定使い回すしかないwwww

で、頑張って形にしたのが、この『明日で十八才』になります。

これでも設定を半分ぐらい削りましたww

本当は『明日の未来だけが見える攻めが、明日死ぬ予定の受けにプロポーズする』という設定もあったんですが、入らねーよ!!てか、読後感の良さというテーマどこいった!?(;´Д`)ってなったので、捨てました。

いや、でも、この設定好きだったのになぁ〜、もったいないなぁ〜って事で、ここに書いて、葬ります。

 

駄文失礼しました〜!

ここまで読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m