新作『砂のおむすび、木のピアノ』始めました
『砂のおむすび、木のピアノ』
幼稚園から大学院までが同じキャンパスにある緑豊かな学園で、幼稚園児の小林慈雨(こばやし・じう)は、高校生の青木優一郎(あおき・ゆういちろう)と出会った。二人の年の差は12歳。 おままごと大好きな慈雨と、ピアノばかり弾いている優一郎の小さな恋のおはなしいろいろ。 時系列順ではありませんので、どこからでも好きなときに好きな場所からお読みください。
★表紙はむにさん★ https://fujossy.jp/users/muni
ノスタルジックな表紙!
いきいきとした慈雨の表情も、穏やかな優一郎の表情も、お揃いっぽい服なのも、二人の影が青いのも、黄緑が鮮やかなのも、劇的な明暗をつけた着彩も(特に優一郎のライダースジャケット)、空も、虹も、全部好き。泣ける。
タイトルは秋庭頒布『四季巡り』に続き、またもや手描きしてくださいました。贅沢。
縦書きのタイトルを右上から配置するか、左上から配置するか、両方のサンプルを見せてくださったのですが、左上バージョンを選びました。現代物なんだけど、こちらの方が好きだなと思ったので。
ツイキャスでいきなり私にリクエストされ、何もないところから下描きさせられたむにさんは戸惑ったらしいけど、きっちり表紙を巻き上げることができた私は大満足です(強奪系わらしべ長者)
「僕はキャベツじゃない」に続き、またもや終わらない話を書きます。優一郎の主治医として稜而が出てくるのはいつの日か。その頃には遥もいっぱしのお医者さんになってるはずです。
どうぞよろしくお願いします。
【連載中】
「僕はキャベツじゃない」(有平宇佐)
「消印の温度」(むにうさユニオンジャック)
【最新完結】
「恋を初(そ)める」(有平宇佐)