マジョリティの憂鬱

異性愛同士の男同士の馴れ合いについての記事を目にしました。

男同士でイチャついていると、同性愛を疑われやすいので、必要以上に近づかないし、誉め合わないし、同性愛者を敵視したり、女性に興味があることを甲高にアピールしなければならない、という社会的なメンタリティを強要されているとか。

深い友情を作りにくいので、定年後に孤独に陥りやすい。という問題を抱えるらしい。

 

私の主人(30代)はやっぱり少し違う気がする。

会社と家が近いこともあり、よく会社の同僚(先輩や後輩)を我が家に連れてくるのですが、ずっとイチャイチャしてるもの。

まあ、妻である私に「あなたのご主人は素晴らしいですよ」というアピールをしているのだと思うのですが。

大抵は、仕事ぶりとかを誉められているのですが、たまに容姿とかも。

一番、びっくりしたのが、2年目の男の子を連れてきたときのこと。

 

後輩「ご主人さんってスキンケア何してるんですか?」

主人「何もしてないよ」

後輩「えー?そんなわけないですよね?」

私「いや、彼は本当に何もしてないと思うけど。」

後輩「そうなんですか?ご主人さんって肌綺麗ですよねー」

主人「え?そう?」

後輩「はい、前にみんな(会社の同僚複数人)で銭湯に行ったときに、ご主人さんの背中とかスベスベで、すごいなぁーって思って見てたんですけど、」

主人「こわっ」

別の後輩「お前、ヤバいぞ……」

後輩「えー?naoさんも、そう思いますよね?」

私「いや、知らないけど……」

 

主人の背中とか意識して見たことねーよ。

ちょっと天然入った子だったので、それを口に出すと、どう思われるか分からなかったのかなぁ、なんて思いました。

でも、女同士だと「肌綺麗」は簡単に言い合えるんですよね。

なぜか、男同士だと、すぐそっちを想像してしまう。

これが、マジョリティの憂鬱というやつかな。