『六畳一間に湿気た布団』について
やや お久しぶりのブログとなってしまいました。存在を忘れがち…
新生活コンテスト応募作品『六畳一間に湿気た布団』をアップしました!
たくさんの閲覧、リアクション等、本当にありがとうございます!
なんと信じがたいことにランキング入りさせていただいております…いやはや恐れ多いとはこのことです。
せっかくなのでこの作品の話を少しさせていただきます。
重大なネタバレはないので、未読の方も先にこれを読んで、ご興味がわいたら作品を読んでみていただけたら嬉しいです(笑)
・登場人物の名前
攻:青町 晴人(あおまち はると)
受:天笠 靂(あまがさ れき)
青町の下の名前が出てこなかったので供養。
2分で決まった割にとても気に入っている名前です。青(晴)天の霹靂、から来てます。
晴れているのに雷が鳴る、という言葉なのでその通り、青町は晴れた空、レキ君は雷、というイメージです。一見合わなそうな二人が一緒にいるのが異常気象みたいな、そんなイメージでつけました。
ちなみに彼らのコンビ名は決めていません。センスが!ないので!!
・コンテスト応募にあたり
なんと高き1万字制限の壁よ。前々回のコンテストの教訓を生かし「人物の名前、呼称を長くしない」というルールを設けたのですが、制限内まで削るのはやっぱり今回も大変でした。あと7字…どこや…みたいな。
「レキ君」の呼び方も当初は「れきくん」のイメージだったのです。結果的には「レキ君」で正解だったかなって感じなのでよかったです。
・なぜ芸人なのか
私が10年以上拗らせている某コンビへのパッションを昇華させた結果です。(腐的目線で見ているわけではないですよ〜!)
その方々が明確なモデルというわけではないのですが、根っこの部分では私から見たお二人の姿が反映されていると思います。特にレキ君はわかる人にはわかってしまうのではないかという気もしてます…(笑)
・関西弁について
ネイティブではないので、おかしなところがないかめちゃめちゃ何度も声に出して確認しながら書きました。メインの人物で関西弁書いたのたぶん初めてで難しかった。
エロシーンの台詞書くのが死ぬほど楽しかったです…マジで…
そんな感じの(?)芸人コンビのお話です
『六畳一間に湿気た布団』
タイトル通りのシケた話ですが、よろしくお願いします!
https://fujossy.jp/books/11313
そしてついでに長編作品の宣伝です。
『キツネの飼い方』
男子高校生二人が半年かかってじわじわ仲良くなり今いろいろ瀬戸際!って感じです。こちらもよければぜひ!
この作品に限らないですが、とても愛着をもって書いたので、たくさん読んでいただけて本当に嬉しいです。
明るく楽しいコメディは苦手分野ですが、これからも自分の書き方に合ったもの、書きたいもの、をたくさん書いていきたいと思います。
と言いつつ、できればもう一本新生活コンに出したいと思っていて、そちらは軽めのほのぼのした話を考えております。間に合って出せるよう頑張ります!