『キツネの飼い方』完結しました!

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数日前ですが、無事完結しました!


書き始めて半年以上、ふじょさんにアップし始めてからも5ヶ月と少し…正直こんなに長期間かかることになるとは思っておりませんでした…( ˘ω˘ )

 

読んでくださった皆様、応援やリアクションをいただいた方々、本当にありがとうございました。

いろいろと悩むこともあったりしましたが、読んでくださる方がいらっしゃることがモチベーションになりました。

 

そして完結してからも閲覧数やお気に入りがじわっと伸びていて、やっぱり完結済みのものを読みたい方って結構いらっしゃるんだな〜と実感。

個人的には更新を待つのも好きですが、やっぱり一気読みできるのいいですよね。

今作はこういった投稿サイトに載せるのが初めてだったこともあり、全くのノープランで書き始め&載せ始めてしまったので、今後はもうちょっと計画的にやりたいと思います!←

 

以下、せっかくなのでちょっと作品のお話をさせていただければ…。

ちょっぴりネタバレ要素もありますが、読了済みの方はもちろん、ネタバレそんな気にせんよって方はぜひ読んでいただいて、もしご興味わけば本編もぜひ!読んでください!!

 

 

▼自分の好みを詰め込んだ男子高校生二人の、リアル寄りなお話を書きたいなーと思ったのが最初でした。

水島も達規もそれぞれ私の好きな要素ばっかりでできています。

そしてノンケのDKがお友達からスタートしてくっつくまでどのくらい時間かかる?最速で半年じゃない?という想定のもと、このストーリーは成り立っています。

つまり中の人的には、この二人は最速ルートでくっついています。これでも!!

 

さくっとくっついてその後のいちゃいちゃがメインなBLもよいのですが、くっつくまでをこのくらいみっちり描いたものもあってもいいじゃん?と思うのです。

 

なので二人の距離が縮まっていくのは本当にちょびっとずつで、きっと進展の遅さにイライラして読むのをやめてしまわれる方もいらっしゃるでしょう。わかっているのです。

それでも私はこう書きたいんじゃ〜!という気持ちで好き勝手に書いたので、そのじわじわが良かった!とか、くっついたときに「ついに!」的な感想をいただけたのは本当に何より嬉しかったです。

 

 

▼一点だけごめんなさいなのですが。

当初は水島と達規が肉体的にも結ばれるまで()を本編内で書く予定だったのですが、そこまでやっちゃうとだらだら続いた挙げ句に終わりが見えない…という事態が予想されたため、一旦そこに至る前で完結という形にしました。

二人のベッドインを待ってくださってた方がいらっしゃったら申し訳ないです。

 

………え?私ですか?
亨と悠斗のセックス書きたいに決まってるだろ!!!!!

 

というわけで、続編?後日譚?のような形でまた改めて書きたいなと思っております。ていうかこれは絶対書きます。

ベッドイン以外にも書きたいお話がいくつかあるので、短編集的な感じでまとめられたらいいかなーと…

付き合ってるのが佐々井にバレる話とか。水島が華丸ちとせに口説かれる話とか。

 

 

▼ていうかね、こいつら本編中でキスだけしたのですが、あのキスシーンが本当に本当に本当に難しかったのです…!!

ベッドインしてくれた方が百倍楽だわって思いました。今まで書いたあらゆるものの中で一番難しかった…。

正直満足いってない部分はありますが、これが今の私の限界です。

技術的にはさておき、精神的にはこれを書いたことで成長できたと思っております。今後精進いたします( ˘ω˘ )

 

 

▼おまけ短編的なノリで、最後に達規の誕生日ネタの短編をくっつけてあります。

これ実は全く書く予定なかったのですが突貫工事で書きました←

なぜなら、本編完結したのが6月1日。で、完結しました〜!ってツイートとかしてるときに気づいたのです。

普段キャラの誕生日とかそんなしっかり決めないのですが、達規は今まで誕生日にもいろいろあったんだよね〜って設定があるので、日付決めてあったんです。

それが6月2日で、「あれ?明日じゃね??」と…

 

そんなわけで、このタイミングで完結できたということはそういうことだな!最後にちょっと頑張って書くか!と思い立って、結構スケジュールギリギリではあったんですがw突発で書いてみました。

2000字くらいのSSで…とか思ってたら最終的には6000字弱になったよ( ˘ω˘ )

 

内容的には保科が出ずっぱってたりするので、ちょっとあの本編後にこれはアレかな…とか思ったので注意書きをつけました。保科注意報。

本編では実際に姿を現わすのは一瞬なので、せっかくここまで魔王様的ラスボスイメージを固めて来た(というつもり)のにこんな喋っていいのかよ…と悩みましたが、次回作のフックになれば、という思いも少しあったのでもう全部やっちゃいました!

 

個人的な感覚では、保科のとこは全部小ネタ集みたいなもんです。まあこいつも普通に人間だったんだな…くらいに思っていただけたら嬉しいです。

でもこの短編は読まずに保科を本編のイメージで固めておいていただくのも全然アリかと思います。はい。

 

水島のターンはもうひたすら達規をほわほわさせたかったです。本編ではあまりいちゃいちゃできずに終わったので。何でもいいからお前は水島に幸せにしてもらえ…。

あと水島、初めてのプレゼントで腕時計選んじゃうあたり。何あげたらいいか死ぬほど考えて、作中で喋ってる通りの理由で選びました。本人に他意はありませんが、無意識に出ちゃってますね。気になる方は「腕時計 プレゼント 意味」でぐぐってみてください。

 


▼少し先の予定ですが、達規視点の前日譚というかスピンオフというか、みたいな長編を書きます。

達規の中学時代からを描く話なので、ほとんど保科×達規がメインですね。

水島以外とあれこれする達規を見たくないという方や、離別エンドがわかってる話つらい無理って方以外は、もしよければそちらも読んでいただけたらいろいろ繋がるかなー、と思います。

 

とはいえ、今作も単品で読めるものにしたつもりですし、次作もそれを目指します。

また見つけていただけたら嬉しいです。あ、告知はしますが。

 

 

 

ふう。長くなってしまいました。すみません。

『キツネの飼い方』ここまでありがとうございました&これからもよろしくお願いします。

感想とか何でもお気軽にいただけたらとても嬉しいです!待ってます!笑

 

『キツネの飼い方』

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