椿から手紙が届きました

 こんばんは。タチ花魁の椿です。本日は悪天候の為臨時休業させて頂いております。そんなわけで珍しく暇な夜なので手紙を書いてみました。発案は華乱(からん)の楼主である柊さんです。

 

 柊さんはとても優しくてもう45歳には見えないくらい若くて美人なんです。たまに怒ると凄い怖くて一瞬で部屋の空気が冷えます。だけど怒った顔も綺麗なんですよね。でも俺は笑ってる顔が一番好きだから怒らせないように気を付けてます。普段は目立たないけど笑うときに目元に皺ができるんですよね。

 

 そうそう、この間お昼に柊さんと一緒にこの手紙を書く為の和紙を買いに行ってきたんです。逢い引き(デート)のようでどきどきしました。そう思っているのは俺だけだけど。この紙も筆も墨も全部柊さんが買ってくれた物です。いつかこれで柊さんに恋文を書こうと思います。ちゃんと書き方も文字も勉強して心を込めて丁寧に書きます。

 

追伸

 柊さんの姿は「表紙絵」というものになっているらしいです。見てみてください。でも好きにならないでね。いや、好きになってほしいけど恋愛的な意味はやめて。お願いします。

 

 

     『狂い咲く華、枯るる花』から、椿より