新作小説『櫻の森の満開の下~朱緋桜と花守の謡~』公開しました

こんばんは。ご無沙汰しております。涼月です。

 

前回の作品から少々間が開いてしまいましたが、新作『櫻の森の満開の下~朱緋桜と花守の謡~』を

先ほど公開致しました。

 

この作品ですが、実は以前このアトリエ記事でも少し触れた(https://fujossy.jp/notes/18616)

当ユーザー企画『歴史は繰り返す…記憶喪失&輪廻転生BLストーリー(R-18作品可)』にちなんで

新しく設定を考えたものです。

 

今回は、花守薫(はなもりかおる)と蘭世雪叶(らんぜゆきと)という、その腕に不思議な痣を持つ

二人の青年を巡って、話がいろいろと展開していく作りになっています。

もちろん、これまでこのサイトで公開してきたストーリーともちゃんと伏線で繋がってます(笑)。

そういう意味では、まず一番分かりやすいのが雪叶ですね。

雪叶は『天庭』シリーズに登場した与那覇利苑が経営するモデル事務所に所属している大学生です。

雪叶はバイトですみたいな言い方をしてますが、利苑にしてみればけっこうな稼ぎ頭のモデルで、

彼が居ないとほぼ経営が立ち行かないレベルの子。…なので、時々ああやって遁走されちゃうと

利苑としても困っちゃう訳ですね。薫が護る朱緋桜の前で必死になっていたのはそんな理由から。

 

そして薫が絶対的な信頼を置いている藤原の婆様というのも、実は天庭のメインキャラである

亜咲の婆ちゃん、なんですが…何故この婆ちゃんが急に登場したのか?という事は、

現在プロットを練っている『天庭・硝子の蛹編』で明らかになっていきます。

『天庭シリーズ』では天然おバカな感じが炸裂しまくってる亜咲なんですが、彼ってああ見えて

実はけっこうな立場なんですよ(笑)。

 

そして最大の謎。薫と雪叶が持つそれぞれの痣には、これまた重要なキーワードが隠されています。

今回の作品はコンテスト向けに敢えて単作完結をしていますが、本当は【蘭と蕾の系譜】という

1つの大きな作品のうちのプロローグ編でしかありません。

もちろんこの作品は今後も更新していきますので、お楽しみに。

 

次こそは硝子の蛹編に取り掛かるつもりですが…どうなります事やら^^;

 

 

涼月水夜 拝