初めましてとTMI

 皆様お初にお目にかかります、柘榴と申します。

 

 こちらでは小説の裏話やちょこっとした解説等をゆるりとぐだぐだ綴っていけたらなぁ、と思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

 さて、今回のTMIですが…あ。その前にひとつ。

 

 TMIとはToo Much Information─どうでもいい情報という意味の略語らしいです。友人に教えてもらいました。略語よくわかんない。

 

 それはさておき。

 

 今回は『ある日突然監禁されたので、このままニートになろうと思います。』の第1話についてお話したいと思います。…ていうかタイトル長いな。

 

 今回ようやく第1話をすべて更新したのですが、いかがだったでしょうか。

 私としては匡人くんの名前が出せなかったのが一番きつかったです。次回やっとお名前出せる…やったね…

 

 ちょっぴりおまけというか、詰まるところTMIです(言いたいだけ)。

 

 翔太くんは適応能力がとっても高いので、監禁にもばっちり対応可能。

 その割に昨日の更新分では翔太くんが焦りに焦っていますが、あの時翔太くんは自分が監禁されていることをすっかり忘れていましたので上手く対応ができなかったのです。

 翔太くんは勿論順応性は抜群ですが、まず順応する状況をしっかり理解する必要があり、それには少々時間が掛かります。しかし、監禁されているという事実を翔太くんがきちんと噛み砕いて吸収して理解する前に、せっかちな匡人くんが帰る場所を潰したことを伝えてしまったため、混乱した翔太くんはあのように焦ってしまいました。

 

 が、そこは持ち前の柔軟性を生かして途中で気付く翔太くん。乱雑に脳内に詰め込んだ「事のあらまし」を一旦取り出して整理してから再び脳内に収納する。こうして現状把握さえ済んでしまえばもう大丈夫。実は現状を掴めないことが一番苦手なのです。

 後はあるがままに受け入れる、ただそれだけ。…翔太くんが一番得意とする部分ですね。

 

 監禁された、逃げるのは得策ではない、だったらここで過ごすしかないが、幸いなことに待遇は桁外れに手厚い。

 総評星5つの判断を下した翔太くんは、喜んで監禁生活を享受しようと既に心に決めていたのですが、匡人くんは(というか普通の人間は)まさかそんな思考に至っているとは想像もしていないので「逃げるつもりはない」発言に驚いたという次第ですね。

 

 翔太くんの絡まったイヤホンは綺麗にほどけ、新しく匡人くんのプレーヤーに接続された訳ですが、これから一体どんな音楽が流れてくるのでしょうか。

 

 次回の『ある日突然監禁されたので、このままニートになろうと思います。』も読んで下さると作者としては嬉しい限りですのでどうか宜しくお願いいたします。

 

 

 

 …にしてもやっぱりタイトルが長い。