雪コン「融解コンプレックス」公開・完結 +クリスマス会話文(晩ご飯勇者・誰殴)

 

 メリクリアミーゴ、木樫だす(パンパカパーン)

 今日はクリスマスイブですね。木樫はパーリナイなので作業がままならないですが、チキンもケーキも美味しいのでヨシですぞヽ(*´∀`)ノ


 さてさて今回は二つ。


 まず雪コン参加作品投稿・完結のお知らせ。


「融解コンプレックス」

https://fujossy.jp/books/15467


 クリスマス前にフラれる融解体質な強がり男が、おバカな友人たちと甘えたな口下手大型犬幼なじみの好きに気づいて、メソメソしくしくする話。

 そしてありのーーままのーー!!ってギャーギャー騒ぐ。


 ただそれだけの、心が寒くなった人のためのホッカイロ小説です。

 イブの話なので今日完結させたくて、無理矢理投稿アンド完結のもの。


「ユキ……ずっといっしょにおって……」ムギュッ

「ひょえっ……!? な、ナオお前、霜焼けになるから離しよっ!」

「いやや」

「いくつやねん!」


 こんな感じです。

 話としてはどうかと思いますが、コンテストというよりなんかもう木樫が楽しくて書いたもので、兄弟リボンと同じ気分(ほがらか)


 そんな感じでございます!


 そして二つ目はメリクリ会話文をおいておくので、暇つぶしにどうぞって話ですぞー!


 キャラはダブル長編から「本日のディナーは勇者さんです。」「誰かこの暴君を殴ってくれ!」の皆さん。


 超絶コメディです。気楽にどうぞ(脱兎のごとく)


 それでは! 木樫はまた冬眠にもどりまするぞ~ヽ(*´∀`)ノ

 木樫は今年少しいい子にしていたので、サンタさんといわず、イッタさんくらいはきてくれるやもしれません。


 そう思って眠る今日。

 アディオス!

 

 【晩ご飯勇者のクリスマス(アゼシャル+リュユリ)】


 ──12月24日・夜。

 私室のベッドにて。


「すやぁ……」←おやすみ三秒の娘タロー

「相変わらず寝るのが早い。いいこだ。俺の娘は天使だ」

「ノット天族イエス天使。この俺が何びとたりとも朝まで近づけねぇ。存分におやすめ」

「(仏頂面なのに言ってることが親バカだな……)」


「そうだ、アゼル。今日……冬月三番の二十四日は、現代ではクリスマスイブと呼ばれているぞ」

「くりすますいぶ?」

「あぁ」

「(栗? ってことは、収穫祭か。スマスィ……神の名前だろうな。人間はすぐ神を崇めやがる。ってことは栗スマスィ部ってのは、栗の神を崇め隊の会合だ。名推理だぜ)」

「? どうしたんだ、ドヤ顔して」

「なんでもねぇぜ! 続けろ。ふふん」

「サンタクロースという人が、子供たちにクリスマスプレゼントを配るんだ」

「三択ロース? 美味そうだな。どんな種類なんだ?」

「そうか? 種類……元は人間だから、人間だ。現代でも誰かに贈り物をするから……ふふふ。サンタクロースは人間が多いな」←ほっこり

「!? 共食いじゃねぇか!?」

「ん? 共食いはしない」

「は? ……三択ロースは人間だよな? そして三択ロースだから、たくさんいる。ヒレやリブも……」

「?? ええと、サンタは人間だが……あ! そうか。彼はふつうの人間じゃなくて、聖人だ。とっても清く正しい人だ」

「サンタ星人?」

「そうだぞ。クリスマスイブの夜、サンタは子供たちが眠っているうちにプレゼントを届けるんだ。だから翌日を、クリスマスと言う」

「な、なるほどな……わかったぜ。栗スマスィ部はサンタ星人になった現代人どもの祭りで、子供の寝室に不法侵入し、ロース、ヒレ、リブ等をプレゼントするしきたりだな」

「えっと、ええと……広い目で見れば、合っているな……?(ちょっと言葉だと普通だが、イントネーション的には当て字がなされている気がするが……)」

「クックック、俺にわからないことなんてねぇ。さあ、続けやがれ」

「わかった。国にもよるけれど、俺の国では豪華な食事とケーキで祝っていたんだ」

「三択ロースだな?」

「あぁ、サンタクロースだ」

「ふふん。ふふふん」

「ご馳走は異国だと七面鳥だぞ」

「三択ロースって言ったじゃねぇか!?」

「でも俺の国ではだいたいケン○ッキーや宅配ピザで済ませていた」

「七面鳥と、ケ○タッキーと、宅配ピザなのに……三択、ロース……ッ!?」

「(頭を押さえてどうしたんだろう……)」


 ~魔王様休憩中~


「ふぅ……んで、ケーキを食うのか」

「そうなんだ」

「だから今夜は食卓にどでかいケーキが乗ってたってわけだな?」

「本題に触れてくれてありがとう。タローもアゼルも疑問に思わないものだから、俺は〝もしやこの世界、クリスマスがないんじゃないか?〟と思ったんだ」

「三択ロースはいねぇしサンタ星人もいねぇぜ。栗スマスィ部もねぇ」

「まあ聖夜だからな。魔族がそれらしい祝日を作るわけはないか」

「? せいや?」

「そうだ。尊い日だから、それにあやかって恋人たちは愛し合う日でもある。イブは恋人たちの。クリスマス当日は子供達の。そういう日だ」

「(恋人たちのせいや……性夜……それはつまり……)……シャルにしては回りくどい誘いじゃねぇか」

「ん……?(手が腹に……ハッ! ディナーで肉がついたのか? ばかな。毎日筋トレをして、炎の厨房に立ち、子供という暴君と遊び倒しているのに……)」

「? なんでしょげてやが、……はっ! だ、ダメなのかッ?」

「うぅ、ダメなんだ……こういうのは、日々の気の緩みが……でも、聖夜だから開放的になってしまった……っ」

「性夜様様じゃねぇか……!」

「運動不足だな……」←ただの運動

「運動不足だぜ……」←性的な運動

「今度リューオに付き合ってもらうか」

「駄目に決まってんだろうがッ! お、俺が今いんのになんでアイツと運動すんだ馬鹿シャルッ! 俺と今すればいいだろうが! 性夜なんだろ!」

「むぎゅうぅぅ、あぜる、ゲホッ、はらが、しまってるぅぅ~……」


「むにゃ……きょうせぇしゅーりょー……すやすやぁ~……」

(気が利く娘により暗転エンド)

 

 ▽一方リューオは堂々とクリスマスを建前に誘った!


「ってわけでクリスマスイブは性夜なンだよなァ! だから俺と朝までクリスマスセックスしようぜッ!」

「その〝みにすかさんた〟って服といっしょに朝まで野外で這いつくばってなよ」

「ごめんなさい(土下座)」

 バタンッ!


 ▽しかしユリスには効かなかった!


 ガチャ

「…………いつまで廊下で土下座してんのさ。僕一人じゃ夕食全部食べれないでしょ? いっしょにご飯食べるよっ! ……べ、別に許したわけじゃないよ! 残飯処理のためなんだからね!?」

「!!!! ゆ、ユリスゥゥゥ~ッ!!」

「むぎゃんっ! ちょっとは加減して抱きしめなよこの脳筋勇者ぁぁぁぁっ!」


 ▽あーんまではしてもらえたリューオだった!

 

 【誰殴のクリスマス(三初×御割)】


「さて……俺たちは現代作品なので、メタ版クリスマスですよ? 先輩」

「いわゆる〝この物語は本編とは無関係です。〟ってやつか」

「そ。とりあえずどうします? セックスしときます?」

「とりあえずテメェを殴る」ブンッ!

「おっと」ヒョイッ

「ぐぐぐぐ……ッメタ空間ですら殴れねぇのかチクショウ!」

「てかメタ空間でくらい、現実じゃやらないことしましょうよ。アンタが俺に殴りかかってくんのって、いつもどおりじゃないですか。マンネリだわ」

「(コイツを殺しても罪にならねぇんだから刺し違える覚悟で殺したい)」

「クックック……(わかりやすいなぁ……)」

「(でもモラル的にやれねェ)普段やらないことか……」

「そうですねー(てかムラムラしてきた。適当に縛って目隠しプレイしよっかな)」[暴君メーター30%]

「……あ! よし、わかったぞ」

「んー? どしたんです?」

「俺がお前を犯す! これだろ(ドヤァ)」

「うわぁ、これ以上ないくらいえげつない侮辱された。どんな状況でシュミレーションしてもありえねー」

「アァッ!? 俺が今これ以上ないくらい男として侮辱されたわこの極悪サディストがッ!」

「だって夢にも見れないくらいのこと言うから。あんね、ちゃんと現実見てね? 先輩もう大人でしょ? 二十九歳言葉責め大好きドマゾ(ケツ開発済み非処女)でしょ?」

「その注釈年齢以外どれ一つ望んで得た称号じゃねぇから消せ。そしてテメェも消えろ鬼畜大魔王」

「お漏らしプレイでフル勃「あああああああッ!」あははっ、うるせー」[暴君メーター50%]

「こ、この変態がァ……ッ! お前! 俺に抱かれなきゃ死ぬとしても拒否する気かよッ!」

「うーん。そうなったら先輩を道連れに死にますかね。だって下手くそそう……」

「はっはぁー死ぬより俺に抱かれるのが嫌か? お? そんで俺を道連れにとかかわいそうだろッ! 下手くそだとか言われて拒否された上に心中させられるって、御割 修介の扱いがあんまりすぎるわッ!」ブンッ

「ね」ヒョイ

 ゴイィンッ!(壁にぶつける音)

「~~~ッ! く、くそがぁ……ッ! テメェいつかそのお綺麗なツラ、ゾウリムシみてぇにしてやるッ……!(涙目)」

「くっ、ほんっと、アホだなぁ……。じゃあ楽しみにしてますね? あー早くゾウリムシにしてくんないかねークックック」[暴君メーター70%]

「(無性に甘いもんが食いてェ……)」

「だいたい前擦っただけでピクピクしてるくせに、立場逆転とか片腹痛いにもほどがありますよ。あんだけケツ弄りながら性感帯触られまくって、突っ込まれるのと直結してやったんだからね。焦らして焦らして敏感になったところ、乳首責めとかスパンキングでイカせるでしょう? そしたら〝これをされた時気持ちよかった〟って先輩のスケベで馬鹿な脳みそは、覚えちゃうわけ」

「!? て、テメェ俺の体になんてことしてくれてんだっ!?」

「ふっ、俺の声でもゾクゾクしますよね。……先輩?」[暴君メーター90%]

「っあ……っ」

「ほら」

「ううううう嘘だッ!」

「嘘じゃないでしょ。だって、骨盤の上……触ってさ?」[92%]

「ひっ……!」

「スーツの上から、ケツグリグリしてね?」[94%]

「んくッ……や、やめろクソっ……ぁっ……」

「シャツ越しでも乳首、気持ちいいんでしょう?」[96%]

「うっ、い、っ三初……っ」

「そんな顔で名前呼んじゃダメって言いませんでしたっけ」[98%]

「知る、かぁ……っ! も……っ触んな、チクショウっ……」


「クックック……じゃ、先輩。遊びましょうか」[100%(強制終了)]


(クリスマスでも関係ないブレない暴君と被害者であるアホチョロ先輩であった)

 

 お粗末さまでした!(意訳:メリクリ)

 

 

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