明けましておめでとうございます

こんばんは。涼月です。

改めまして、今年もよろしくお願い致します。

 

さて、前投稿から2ヶ月以上も空いてしまいましたが、先ほど『硝子の蛹』を更新させて頂きました。

今回のサブタイトルは「鏡の檻」。何だか物騒な感じもあり、どこか儚い感じもあり…。

そんな不思議な感覚が、我が身の不調が航太との距離を引き離していく……悩みに悩む亜咲です。

ただ底抜けに明るいだけじゃない、亜咲だって悩む事はある。…当然、航太も。

今回はそんな亜咲が今、何を思っているのか。かつて精神のどん底を彷徨ったという結真を救った

瀬名医師が、今度はどのようにして亜咲を導いてくれるのか。そんな生活の一部を切り取った話です。

もちろん、瀬名医師は今後も少しずつですが亜咲や航太に絡んでいってくれます。

 

ちなみに彼(瀬名医師)のモデルは、その昔「プレイステーション(無印)」という、当時にしてはかなり

ハイレベルな文明の利器において遊べたという一般向けBLゲーム(笑)『星のまほろば』という作品に

登場した精神科医・本郷(CV:小西克幸)です。メインキャラ5人に対してアドバイスする的な立場の

モブキャラなのに、星宮神社の神主と並んで、何故か人気が高かったキャラなんですよね…^^;

 

余談ですがこの作品、ゲームとしてはかなりアレな感じでしたが、キャラデザインは当時から人気の

あったBL作家・石原理さんを起用していたりとか、メインキャラ5人のキャストが超豪華(画面左から

三木眞一郎/鈴村健一/神谷浩史/山本泰輔/成田剣、の順)だったりと、今から考えたらこの豪華キャストに

どれだけの金額払ったんだよって感じですよね(笑)。

 

 そんな訳で、今回の『硝子の蛹』という作品には、実はこの「星のまほろば」の世界観をモチーフにした

シチュエーションが随所に盛り込まれている感じもあります。…当然、全てではないですが(笑)。

 

一般向けとは言え、それでもPSソフトでプレイできるBLゲームって事だけでも、当時としてはかなり

画期的だったと思うのですが……個人的には、出来れば成人向けのBLゲームとしてそういうシーンも

入れつつ、発売して欲しかったなー…とか思ったり思わなかったり。

 

そんな私のひそかな思いは、この『硝子の蛹』の中で払拭していきたいと思います(笑)。

 

涼月水夜 拝