「10days」の表紙絵を差し替えました(長文)
「その恋の向こう側」の『第888話』記念作品、連載中です。拙作にしては短期間にリアクションをたくさんいただいて、嬉しい限りです。ここ数話は恋愛モードでないせいか、反応も若干鈍った感じですが(笑)、これはこれで物語上必要と考えて書いておりますので、できれば読み飛ばすことなく乗り越えていただけると、この先ぶわーっとなります。なんだい、ぶわーっと、って。
「αとΩの向こう側」
https://fujossy.jp/books/15955
さてさて、昨日に引き続き、表紙絵の差し替えのお知らせです。上記作品の本編である「その恋の向こう側」のシリーズ第二部「10days」の表紙を、前回と同じく hal さん(twitter @haldraw2017)のイラストに変更いたしました。
halさんとは今でこそリアルにも仲良くさせていただいており、時々遊んだり、更にはJ庭等ではサークルのお手伝いまでさせていただく仲ですが、元は私の一方的な片想いでございました。
「10days」を書いていた2017年初頭、Twitterで、おそらくはどなたかからのリツイートでhalさんのイラストを拝見したのだと思います。素敵だなあと思って、プロフィールを見に行き、そこからpixivにたどりついてその他の作品を拝見しました。その中に「夕暮れの浜辺を歩く二人の男の子」のイラストがありました。
それを見た瞬間、「10days」の世界はこれだ!!と、(勝手に)思いました。まったくの偶然で、「10days」は「茜色の空と紺碧の海」をイメージにしていたのです。既に読んでくださった方の中には、繰り返しこの二つの色が出てくることにお気づきの方もいらっしゃるかと思います。
その二つは主人公二人のイメージカラーでもあります。暖かなオレンジ色は和樹、深い青は涼矢。そして、それはくっきりと分かれた二色ではなくてグラデーションになっているのです。
そのイメージが、目に見えるイラストとしてブラウザに表示されているのを見た時、いつかこの方に和樹と涼矢の物語の絵を描いていただきたい、と思いました。その時点では表紙絵はすべて自作しており、絵師様に依頼したことがありませんでしたが、もし描いていただける日が来るとしたら、「和樹と涼矢の物語」だけはhalさんに頼もう、と思いました。それが無理なら他のどなたにも頼まない、とも。
それから私はラブレターをしたためました。一般的にはファンレターと呼ばれるアレですが、熱量としてはラブレターです。好き好き大好き、ということを必死でお伝えしました。でも、halさんは基本的に他人に依頼されて絵を描かれることがなく、ご自身の作品を追求されるスタンスの方だということもあり、「拙作の表紙絵を描いてください」とは、どーーーーしても言い出せませんでした。
ですから、ただただひたすらファンとして、halさんの作品を愛でることに決めたのです。
でも、幸いなことにリアルにお会いする機会ができ、気づけばちょこちょこと遊んでいただける仲にまで漕ぎつけました。ひゃっほう。
そして、去年、何かの折にふと表紙絵の話題になり、話の流れで描いていただけることになり、私のほうは内心ギャー!!と雄たけびをあげていました。
そんなこんなで、一目惚れのあの日から丸三年、ついにこの日を迎えました。
三年前、この膨大なインターネットの海で見つけた一枚のイラスト。
この絵を描いた絵師様に、自分の小説の表紙を描いてもらえたらいいなあ、なんて、その時は本当に遠い遠い「夢」だったんです。吉沢亮と結婚したーい、と妄想しているのと変わらないぐらい荒唐無稽な野望だったんです(笑)
それが叶う日が来るなんて。
この夢が叶った今なら、近々、吉沢亮とも結婚できるような気がします。みんなも頑張って。あなたの夢を諦めないで。
halさんには、本当に素敵な素敵なイラストを描いていただき、心よりお礼申し上げます。
さて、「卒業」「10days」と来たら、次はもちろん「その恋の向こう側」です。一気に出すのはもったいないので小出しにして(笑)、明日夜の更新となります。ご期待くださいませ。
(小説「αとΩ~」はいつも通り朝更新の予定です)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆この表紙も実はhalさん
「恋するハソラン」販売サイト(Unlimited読み放題)
Kindle store
https://amzn.to/2wTjAZ7
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆Twitter
https://twitter.com/towa_coy
お気軽にからんでください。
☆pixiv
https://www.pixiv.net/member_illust.php?id=31334215
※R18作品オンリー