ブログだけれどブログじゃない(о´∀`о)
エブリスタさんには挿絵を載せることが最近あるのですが、フジョさんには挿絵機能がなくて
それに、エブリスタでいただいたリアクションへのお礼も兼ねた絵なので、こちらにはあまり挿絵を公開したことがないのですが
こちらのサイトでもたくさんの方に読んでいただけているので
お礼というか、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいと
今回は挿絵調にして、ブログに掲載してみました。
ブログの用途と逸れていると後で叱られたら、削除します☺️
本文の更新は15時なのですが、ブログは時間予約できないので☺️
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火の雫が膨らんでいく度にキスをしていたから。落ちた瞬間も夢中になっていたのは互いの唇だった。
線香花火は火花が小さくて、退屈だったけれど、今の俺たちにはよく合っていると思った。二人でしゃがんでくっついていないと僅かな風でも消えてしまいそうな小さな炎。その炎の明かりはとてもとても小さくて、周囲の闇にすぐに溶け込んでしまうから、キスをするのにちょうどよかった。
「はぁっ……ン」
甘い甘い声が部屋に響く。
「くぅ……ン」
花火は夜の十時までだっけ? まだ、外からは花火を楽しむ人の声がわずかにだけれど聞こえてきてる。
「あっン」
外で夏にはしゃいでる。
「あぁぁっン、や、だぁ、ぁ、吸うの」
きっと俺たちも夏にはしゃいでる。
さっきしたのに。海で遊んで、火照った身体をお互いに抱き締め合いながら、あんなに激しくセックスしたのに。
「カズ、ぁ、ン」
また、これからセックスする。
「はぁあっ、ン」
脚をはしたなく開いて、そこに顔を埋めて、ナオの口の中でペニスを可愛がられる度に腰が揺れる。カズの髪をくしゃくしゃに乱しながら、熱い舌にそそり勃つペニスを擦り付けて、甘く啼いて、またもっと大胆に脚を広げて、また喘ぐ。
「浴衣乱して喘ぐナオ、エロい」
「ぁっ……ン」
「気持ちイイ?」
ペニスの先端にキスされた。きっと雫が零れそうだったんだ。
「あっンっ」
次は、俺の番。
「カズの舌、真似してあげる」