こんばんは。
リアクション&拙作品をお読みくださりありがとうございます(*´∀`*)。たくさんの素敵な作品のなかで自分が書いててもいいのだろうかと、ちびっと不安もありますが。
昨夜の更新時に書こうかなと悩んだのですが、ブログでお知らせを。両想いになってからの蜜月②は先になります。②の方が密度は濃いのですが(未執筆)、その違いをどう書こうかなと悩みながら書いてました。①と②の違いを楽しんで?いただけたらな……と思います
話しは変わりますが。先日、こちらのブログで知ったキスの日……勝手に読んでごめんなさい。合間をみつけては妄想を膨らませ、ぽちぽちしてました。誤字脱字があったらすみません 。長文です。
*圭吾視点(両想い後)
初めて澁澤さんとキスをした日。蕩けるように甘くて、砂糖?蜂蜜みたいな味がした。記念に、スマホのスケジュール帳にメモを残したことは……その、内緒だ。だって、特別な本命としか交わさないキスだから。
「キスが砂糖?蜂蜜みたい……?そんなわけ、ないでしょが」
「いえ、俺にはそう感じました」
ふぅんと意味ありげに口角を上げた。
あの笑い方……またなにか間違えたのか? あれ、でも。どうして知っている?
澁澤さんが住むマンションのキッチンに立つ俺は、夕食の準備をしようとじゃがいもの皮を包丁で剥いているところだった。今日の献立は、ぶたジャガバーグ。ジャガ芋とチーズで食感がふわとろになる。料理の腕前は、うらやましいぐらいに彼の方が格段に上だ。でもたまに「喬木さんの手料理が食べたい。作ってよ」。ちょっと甘く微笑んでお願いをされると弱い。
「食後のデザートはシフォンケーキにしようかな。たっぷりの生クリームとメロンと桃を飾って。どう?」
澁澤さんも同じようにしてエプロンを引っかけた。まさかとは思うけど。
「今から作るんですか?それと、俺のスマホを勝手に見ました?」
「30分もあれば焼けるよ。スマホ?なんのこと?」
澁澤さんは手先がプロ並みに器用だ。そして、味つけや盛りつけは店頭に並んでもおかしくないレベルだ。そこは尊敬するが、人のスマホを勝手に覗く行為は……。
「取りかかる前に、喬木さん」
「しぶっ……さわっさ?……んーっ。あっ……んんぅ」
いきなり?不意打ちだ。はぁっと吐息を漏らす俺の下唇を舐める。やっぱり、勝手に……!
「で、砂糖か蜂蜜の味はしましたか?」
ほんと意地悪だ。真っ赤に頬を染める俺の背中を引き寄せる彼の腕の中、「スマホは見てないよ。この前泊まった夜に、寝言で言ってた」と囁く。澁澤さんと交わすキスは美味しい。極上デザートよりも。何倍も。
「あの……ですね」
うわ……寝言で?どれだけ印象的だったんだろう。
「なに?」
「もう一度、お願いします」
このくらいのわがまま、言ってもいいですか?駄目…ですか?
「じゃあ、好きって聞きたい」
「えっ」(……言うのか?)
「なぁ、ほんと、あんたってさ……」
「はい?」(な、なんだ?俺が?)
ごくりとつばを飲む。……好きです。と呟くと視界が暗くなった。
ここまでお読みくださりありがとうございました。+゚。明日は、更新がんばります(*・ω・人・ω・*)